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 ドラマ 2005年
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| タイトル | 放送年 | 局名 | 監督 | 脚本 | 出 演 | 特徴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神様、お願い 全96話   イ・ジャギョン（ユン・ジョンヒ） メイクアップアーティスト  ク・ワンモ（イ・テゴン） 放送局キャスター ※「冬鳥」  チ・ヨンソン（ハン・ヘスク） ワンモの継母、ジャギョンの実母 ※「人魚姫」  キム・チョンハ（チョ・ヨヌ） 人気俳優、ジャギョンの元恋人  カン・イェリ（ワン・ビンナ） ワンモの後輩アナウンサー、チョンハの姪  ク・スラ（イ・スギョン） ワンモの異母妹、イェリの友人、大学生  カン・イリ（カン・ジソプ） イェリの双子の兄、役者の卵  キム・ベドゥク（パク・ヘミ） ジャギョンの養母、チョンハの次姉 ※「銭の戦争ボーナスラウンド  ワン・マリア（チョン・ヘソン） ワンモの祖母 ※「製パン王キム・タック」  モ・ランシル（パン・ヒョジョン） ホンバの母、マリアの友人 ※「華麗なる遺産」  イ・ホンパ（イム・チェム） ソウル学院財団理事長、ジャギョンの実父  キム・ミヒャン（イ・ボヒ） イェリの母、チョンハの長姉  カン・ドンチュン（ヒョン・ソク） イェリの父、歯科医 |
2005年9/10～2006年7/2 |
SBS | シン・ユンソプ、 イ・ヨンヒ | イム・ソンハン | ユン・ジョンヒ、チョ・ヨヌ、イ・テゴン、ワン・ビンナ、イ・スギョン、イ・ボヒ、ハン・ヘスク、パク・ヘミ、カン・ジソプ |
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| 最高視聴率44.5％記録！視聴率連続1位を獲得！ “愛することは信じること” 。愛憎と陰謀の狭間で揺れ動く 恋人たちの愛を描く、長編ラブストーリー！ メイクアップ・アーティスト、ニュースキャスター、人気俳優。華やかな放送局を舞台に、毎日、活躍する彼ら。しかし家に戻れば、養母に悩まされる娘、継母の期待を一身に背負う息子、姉とは18歳も年齢が離れ疎外感を感じている弟。誰もが憧れる職業の彼らも、プライベートでは家族の問題を抱えていた…。ストーリー重視のため、主な配役は新人を起用。視聴率連続１位を記録し、３度も放送回数が延長された、驚異の人気ドラマ!! ■企画意図 “愛するほど信じるのだ” この世がひっくり返ろうとも動じないような男が、一人の女を愛し始めて心が揺れる。 自分だけに向けてほしい笑顔を他の男へと向ける姿に、心の片隅がうずくが、それでも俺の愛する人だから、 俺を愛してると言った人だから…。信じて待った彼は、結局愛を手にした。 愛してると言いながら平気で心変わりする今時の若者たち。 そんな今時のインスタントな愛ではなく、信頼で結ばれた愛とは果たしてどんなものかをお見せしたい。 “控えめな野の花のように純粋な愛” 両親の顔も知らず、優しかった養父まで亡くしたために、心のよりどころを失い、常に胸の真ん中が冷たかった女。 そのせいか、愛する人に自分の気持ちを正直に打ち明け、すっくと近づく。 一見向こう見ずだが、どこか純粋さを感じる彼女の愛し方から、愛自体よりも打算と理解がより重要視される最近の風潮を振り返ってみたい。 “仕事と愛、その成功と失敗の基準” 家柄、学歴、ルックス、職業… どれを取っても比較の対象にならない者同士の葛藤と痛みがある。 仕事と恋における彼らの姿から、現代の真の愛と成功の意味は何であるかをお見せしたい。 ■STORY 天涯孤独のジャギョンは、人気スターのチョンハの専属メイクアーティスト。育ての義母の借金に苦しめられる日々を過ごしていた。チョンハには2人の姉がいるが、その1人がこの育ての母。チョンハとジャギョンは愛し合う仲だったが周囲の反対を受け、別れることに･･･。 ヨンソンには再婚相手の連れ子・ワンモとジャギョンの実の妹にあたるソラがいて幸せだったが、再婚前に止むを得ない理由で捨てた娘・ジャギョンの消息を追っていた。 チョンハの仕事でスペインに同行するジャギョン。ちょうどワンモも仕事で来ていて偶然見かけた、闘牛場で涙するジャギョンが気になり始めていた。 探し出した実の娘の苦労している姿に涙するヨンソンは、母だと名乗れずに、ジャギョンを連れ子であるワンモの嫁にして傍に置こうとするのであった！。ヨンソンの裏工作から出会うワンモとジャギョン。二人は仕事を通じて、いつしかお互い惹かれ合っていく。しかし、義母達の弟で売れっ子スターのチョンハと付き合っていたことからも、執拗な嫌がらせや邪魔が入り、ジャギョンは絡み合った運命に翻弄されていく。ジャギョンの波乱万丈な運命はいかに！？ |
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| 受賞 2006年 SBS演技大賞大賞 ハン・ヘスク 「神様、お願い」（実母ヨンソン役） 2006年 SB演技大賞 ニュースター賞 カン・ジソプ「神様、お願い」（イリ役） 「必ず一度は会ってみたい賞」…セヒョン（「神様、お願い」で一度も姿を見せなかった登場人物） 「気の毒な死」賞…ソフィア（「神様、お願い」でイ・スクが演じた） 2006年 「悪い放送」ドラマ部門に「神様、お願い」「噂のチル姫」 「良い放送」ドラマ部門は「恋愛時代」「グッバイソロ」 |
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| ◆イ・テゴン、「冬鳥」のイライラするキャラと違ってこの作品では明るくてお茶目でカッコいい！ ◆主人公、ユン・ジョンヒのキャラクターは「青春の罠」のシム・ウナのキャラに通じるようなところがあるような気がする。決して愚痴を言わず、弱音を吐かず、自分自身をしっかり持っている。ただ、「青春の罠」と違うのは、ユン・ジョンヒは言いたいことがある時は自ら乗り込んで行ってもきちんと相手に主張する。そこが、韓国女性の時代の変化というものだろうか？ ◆「青春の罠」の時は薄幸のシム・ウナが微笑むと、こちらまでホッとしたが、「神様、お願い」もユン・ジョンヒが笑うとホッとする。 ◆ワンモの継母役のハン・ヘスクさん。どこかで見たことがあるような気がしていたら、「人魚姫」で不倫でヒロインの父を略奪婚した女優役で出ていたのね。 13話：ここまで見て来て、このドラマ、ヘソ（笑）がない（メッセージが見えてこない） 不幸な生い立ちの主人公に対して、母と名乗れない実の母が実の娘を他人とみなして、血の繋がりのない息子と結婚させて自分の手元に置いておきたい・・・という贖罪のドラマ、らしいけど。 実母のそんな願いに対して、いくつかの障害が立ちはだかり縺れあう恋愛模様・・・といっても二家族間の息子や娘の間だけの話に終始。 それに親世代の確執が絡んで・・・ “純粋な愛”って謳い文句のようだけど、それがまだ見えてこないんだよね。 ダメ養母に寄生されているけど、主人公自体はメークアップアーティストとして成功、自立しているし、孤児で、いじめられて不幸な主人公・・・といわれても泣けない。 14話：ジャギョンとワンモ、良い感じて気持ちが近づいている。二人の障害としてイェリの存在があるわけだけど、ワンモの状態からイェリに勝ち目はないことは明らか。ん～、このドラマ、何が伝えたいんだろう・・・。 意味のないムダなシーンが多い。場面転換して養母が行っているダンスホールを映すために、トイレにいる養母のバカ友を数十秒も映す必要があるの？ それに養母が男に殴られるシーン。なんかの伏線？なら分かるけど、メインストーリーにもサブストーリーにも絡んできそうにないシーン。 もう一つ、スラがイリに追いかけられる夢。お金と時間かけて数分にも渡ってスラの夢を延々と撮ってるけど、これもメイン・サブともに絡んでこないエピソード。スラ役とイリ役の評判が良くて視聴者サービスのためだけの映像？としか思えない。 ワクワクもドキドキもないこのドラマ・・・う～む・・・ あ、ワンモの母でジャギョンの実母がジャギョンに持たせたフルーツ入りのタッパー、その中にプチトマト発見。韓国ではプチトマトもフルーツということ確信（笑） 17話：日本ではありえない会話発見。 28年前、母・ランシルの猛反対で泣く泣く別れたホンパの昔の恋人が、実は当時妊娠しており出産していたということが分かった。ランシルは孫を見つけたく・・・ ランシル「・・・最近はパソコンで調べられるでしょう？」 ホンパ 「住民番号が必要だ」 ランシル「知らないの？」 ホンパ 「ええ」 ランシル「愛していたなら、それくらい覚えているものでしょう？」 韓国では20数年前から日本でいう国民番号制があったんですね。 19話：「前回までのあらすじ」の映像で始まる。これまで見てきた韓国ドラマでははじめての「あらすじ」映像。 このドラマの特徴として、無駄と思えるようなシーンが時折。 ○相変わらず養母のダンスホールのシーンが入るけど、養母たちがそこで男を物色しても、そのことがドラマの筋に絡んできていない。 この時期の韓国の中高年の実態とか、風俗とかを入れ込んでいるだけ？ ○イリが前回買った（乗馬型）健康マシーン。今回もイリが乗ってイェリが「面白そう」と言ってるだけのシーンが結構長く。 イリはいつも家にいるばかりで、仕事のことは口先だけの話。なので健康マシーンが仕事にかかわるとか、本筋へ影響するとも思えない。 健康マシーンの紹介のためだけのシーン？ 連続ドラマを書いていると、脇役を描くのが楽しいということは私も経験しているし、よくわかる。 主人公はメインテーマ（本筋）を牽引していくという役目を負わされるが、脇役はメインテーマに対して障害や葛藤などを引き起こして、メインテーマからサブテーマへとストーリーを移行したり膨らませたとりストーリーを試行錯誤させ、より面白くさせる。 また、脇役のキャラクターは多彩で、メインストーリーよりも脇役の話を描いているほうが楽しくて、ついつい脇の話が膨らんでしまうということが起こる。 このドラマの場合、どうも意味のない脇のエピソードで時間（紙数）を埋めている時があるような気がしますが・・・。 20話・21話：20話まできて、ドラマは暗雲モードへ。 ①ワンモとイェリを見たジャギョン、ワンモを避け続ける ②ランシルとウンジの嫁姑戦争激化 ◆またまた、時間経過の気になるシーンが。 ①ワンモの母・ヨンソン、車でジャギョンを迎えに出発（早朝・空はすでに明るい） ②ワンモの部屋。ベッドで起きているワンモの背後の窓の外は薄暗く、室内にはスタンドの明かり。（空、薄暗い） ③ワンモの家・前景（朝の風景） ④ワンモの部屋。ベッドから出るワンモ（窓の外は完全に朝の光と光景） ①のシーンの前には、ヨンソンが台所で海苔巻きを作っており、勘違いした祖母マリアが自分の部屋に登山服の準備に戻る。 A：このマリアの部屋の照明は？？？ 床に左右二つのマリアの影・・・ってことは左右からライトを当てていることが如実。 ④のあとのマリアの部屋は窓から朝の光がさんさんと入っているから、Aの時点ではまだ朝が明けてないほどの薄暗い早朝？ A薄暗い早朝→①早朝、空はすでに明るい→②窓の外、薄暗い→③明るい朝の風景→④明るい朝・・・ ほぼ同時刻なのにシーンによって、空が明るくなったり暗くなったりって・・・・・ ②のシーンは編集でここに入れざるを得なかった？と思ったんだけど、シーンの流れから言うとやはりここにあるべきシーン。 やっぱ、照明が変・・・・。たったこんなことでも、観ている側は気になってドラマの流れが止まってしまうんですが・・・  25話：ジャギョンとワンモの関係はほぼ順調に進展。
28話：イェリはスリとワンモと食事に行くことに。一計を案じて「行けなくなった」とスリに電話させ、ワンモと二人きりで食事。さらにスリに靴を盗ませて、ワンモに負ぶってもらう計画を。ところが、本当に靴が盗まれてしまい、店のスリッパを履かされる羽目に。 イェリは仕方なく車でジャギョンの家の前まで行き靴を持ってくるよう言う。シャワー中のジャギョンは30分後、イェリに靴を持っていくが機嫌の悪いイェリは戸籍上は姉のジャギョンに向かって「アンタ！」と呼び、靴を投げつける。 怒り爆発のジャギョンはイェリの家に一緒に行くようイェリを促し、モタモタしているイェリの車に自分の車をぶつけて早く行くよう促す。 イェリを彼女の家に引っ立てていき、経緯をイェリの両親に話す。反省のないイェリを叩くジャギョン、叩き返すイェリ、ちょうど帰宅したチョンハがイェリを殴り・・・。ジャギョンは今後一切、他人として接するとイェリに宣言する。 ※そうそう、人間としての最低限のプライドは自分で守らなくちゃね！ イェリにはいつも耐えているジャギョンにちょっとスッキリ。 それにしても、イリは芝居しすぎ・・・。 29話：ワンモの誘いでメイクのスタッフと食事、カラオケに行った帰り公園で休憩するワンモとジャギョン。なんとワンモは『猟奇的な彼女』の主人公のように、ジャギョンのハイヒールを履きたいと言いだし、履いた途端、踵を折ってしまう。負んぶするというワンモだが、ジャギョンは彼の立場を考えて断る。しかし、ワンモは外聞なんか気にせずにジャギョンを負んぶして歩く。ワンモの背中で幸せを感じるジャギョン。 一方、祖母組のワン･マリアとランシルは食事後、マリアの家へ。もう少しでランシルとヨンソンが遭遇するところだったが、ヨンソンがスリを迎えに行ったためスレ違いに。 相変わらずこの脚本家はウンチク話が好きだなぁ。今回はエイ（魚の）に関して。臭いけど腸にいいんだと何度も言わせてた。 いろんな情報を入れたくなる気持ちは分かるけど、毎回毎回ウンチク話を聞かされると、ドラマにその話は必要かい？と言いたくなってしまうわ。 展開がめちゃ緩い。全体の話数を消化するためにイリやスラやウンチク話で間延びさせているよう。 あ、それからタクシーについて。 ワンモが運転手に「景気はどうですか？ 最近は相乗りも少ないでしょう？」と言っていた。 ということは、少し前までは相乗りが普通だったらしい。 30話：◆ワンモとジャギョンは付き合い始めた恋人同士のようだった、と嫁のウンジから報告を受けるランシル。 ◆ワンモはジャギョンへのプレゼントの赤い財布を買いに行き、チョンハと出会う。チョンハはその財布はイェリへのプレゼントと勘違いする。 ◆で、一瞬、養母と友達のソフィーがダンスホールに行くシーが挿入。 ※ほとんど意味のないシーンですが、なぜこんなシーンを入れる必要が？ ◆喫茶店でヨンソンとお茶を飲むジャギョン。ふとヨンソンに母の面影を重ねてしまう。自分の身の上を話すジャギョン。涙ぐむヨンソン。 ※二人ともジャスミンティーを頼むが、ティーバックで出てくるジャスミンティー・・・。 ◆チョンハ、義兄に財布のプレゼント。義兄は女性の患者からもらったと妻に妬き餅を焼かせて喜ぶ。 ◆マリア、今日はランシルの家に。そこでワンモとジャギョンが恋人同士のようだったと聞き表情が曇る。 ◆珍しく義母のベドゥクが料理を作りジャギョンと二人で食事。やはり魂胆があった。チョンハがくれた金でプーケット旅行しようと。しかし、来年家を引っ越してからプーケットに行こうとジャギョン。さらに、ベドゥクは服が欲しい、思い切ってお金を使おうと提案。ジャギョンはベドゥクと義弟のセヨンのものは買ってもいいが、自分は要らないと義母の無駄遣いを牽制。 ◆ますますワンモを好きになるジャギョン。結婚は叶わないので、せめて子供だけでも欲しいと親友に相談。 親友は出張で留守の間、自分のマンションを使っていい、がんばれとジャギョンを励ます。 ※ラストのシーンが中途半端。次回への繋ぎ方が下手。 ※母のベドゥクと一緒に旅行に行ったはずなのに帰ってきても姿を見せないセヨン、ベドゥクとジャギョンの会話には必ず出てくるセヨン・・・しかし一度も姿を現さない。ん～、私が見逃してしまっているのかと思ったら・・・2006年 SBS演技大賞で【「必ず一度は会ってみたい賞」…セヨン（「神様、お願い」で一度も姿を見せなかった登場人物）】・・・気のせいじゃなかった（笑） 31話：◆ワンモとジャギョン、夜中に海までドライブ。ワンモはスペインの闘牛場で涙を流した理由を問う。 ジャギョン「理由も知らずに、闘牛士から刺される牛。牛の目が母を捜しているように見えた（お母さん、助けて・・・と）。その牛がまるで自分のように見えた」。それで涙が出てきたのだと。 どんどん心が近づいていく二人。 ◆ワンモとジャギョンのシーンは安心して見ていられるが、イリが食べるシーンやイリとイェリの兄弟喧嘩のシーンがやたら長かったり、唐突に（ストーリーの流れに関係なく）メイクの後輩のシーンがカットインしていたり、時々編集がおかしかったりする。不可解。 32話：◆主婦休暇をとったイェリとイリの母ミヒャン、妹ベドゥクやソフィとダンスホールへ。その帰り、イタリアンレストランへ。そこでホンパ一家と鉢合わせ。不穏な空気に。その理由が明かされる。 昔、ホンパの若かりし時、ミヒャンは一方的にホンパに恋をして周りを振り回した。が、結局、彼女の初恋の相手（現夫のドンチュン）と再会し、ミヒャンは初恋の相手のほうを取った。なのでホンパにしても彼の母ランシルにしてもミヒャンは不快な女だった。 それにしても、ミヒャンとジャギョンの実母ヨンソンの関係が分からない・・・。 ヨンソンもミヒャンを嫌っている。ということは若き日、愛し合っていたホンパとヨンソンの間にミヒャンが割り込んできて横恋慕。ランシルは家柄などからホンパとミヒャンを結婚させようとホンパとヨンソンとの間を裂いた？ 無理やり別れさせられたヨンソンは誰にも内緒でジャギョンを産み、信頼できる知人にジャギョンを預けアメリカに渡った？良い養父母の下で育てられていたジャギョンだが養母が亡くなり、養父が再婚したのがベドゥク？ 優しかった養父も亡くなり、ジャギョンは継母ペドゥクと義弟セヨンの生活を支えるために大学に行けず、メイクアップアーティストとなり家計を支えている？（養父の残した財産は金銭感覚のないペドゥクの無駄遣いと株投資の失敗でスッカラカンになったらしい） だとしたら、偶然にも回りまわって、妹ベドゥクの義理の娘がかつての恋敵だったヨンソンの子供（ジャギョン）だったということをベドゥクの姉ミヒャンは知ってる？ それとも、まだ知らないまま？ 知らないままに本当の両親がいないというだけでジャギョンをいびり倒してるの、ミヒャンとその娘のイェリは？ １話から全部見てるのに、そこんところがまだ分からんこのドラマ・・・。 33・34話：◆ジャギョン、海外出張で留守になった親友のマンションで１週間ほど暮らすことに。口では一人で自分の時間を有効に使うというジャギョンの寂しさを感じたのか、ワンモは荷物運びを手伝ってやり親友のマンションでジャギョンと二人の時間を持つ。ますます近づいていく二人の距離。 ◆家柄重視のワンモ祖母ワン・マリアはワンモとイェリを結婚させたくて、ワンモにこれ以上近づくなとジャギョンに釘を刺しにいく。 ◆イェリがなんと心臓発作で倒れた女性キャスターの代わりに大抜擢される。勝ち誇り、ジャギョンいびりが激化するイェリ。 ◆やはりイリのシーンがやたらくどい。加えてイリの芝居が大げさでクサイので、イライラしてくる。本筋にもサブストーリーにも関係ないシーンをクドクド入れるのはどうかと思う。脚本家がイリ役をお気に入り？ 35話：◆ワンモは毎日ジャギョンのもとへ。それを知らないイェリは勝ち誇った女王様気取りで・・・。 ◆ところで、この回は特に編集がおかしい！ ストーリーの流れをぶち切るようにワンモ関連のシーンやメイク後輩のシーンが入ったり・・・脚本がお粗末？ それとも演出のせい？ または編集が素人並み？ このドラマ、良い部分とお粗末な部分が混在・・・役者さんたちは好演しているのに。 36話：◆ワンモに禁煙させたジャギョン。これも愛の力？ 「私の名前はキム・サムスン」でもジノンがタバコの有害性を言い「タバコは嫌いだ」とハッキリ。この頃から韓国でも嫌煙が盛んに？ ◆ジャギョンの後輩メイク・ムノクとチョンハを二人きりにさせて妊娠話に持っていくために、薬を買いに行った運転手が偶然薬屋で知り合いと会い、その知り合いが店を出たところで事故に遭い、ムノクとチョンハのいる部屋に戻れないようにする・・・とか、なんか安易に事故を使ったりして、恥ずかしいほどべたな脚本・・・。 ◆ジャギョンのことを褒めるワンモに対して、イェリの嫉妬炸裂。実はジャギョンは従姉妹であること、チョンハは戸籍上はジャギョンの叔父であることを暴露。 37話 ワンモと食事していたイェリは、これからはワンモの気持ちは自分に傾くと話して、それを賭けてみようと提案する。ワンモは時間と感情の無駄遣いに過ぎないと答えるが、イェリはそんな言葉が自分を苦しめていると話してその場を去る。放送局のメークルームで号泣したイェリは、そのままジャギョンを訪ねて… ◆サブストーリーのさらにサブストーリーに過ぎないソフィアのモノローグなんて、なぜ入るのか理解不能？ 38話 イリはプールに行き、スラとすれ違う。最初はお互いに恥ずかしがるが直ぐ友達のように親しくなり楽しい時間を過ごす。一方、ミヒャンと鉢合わせしたヨンソンは彼女に冷たい視線を送るが、ミヒャンはそれをベドゥクに言いつけながらヨンソンの姿が普通ではなかったと話す。イリとスラが一緒にいるのを見てミヒャンは… ◆ヨンソンの大げさな「神さま…」と祈るシーン、だんだんあざとく、しつこく感じるように。視聴者は最初からジャギョンとヨンソンの関係を知っており、二人が結婚できなくてもそれはそれで当然のことだし…。 39話 ワンモは、いつの間にか契約恋愛の期間終了が近づく事について、ジャギョンはどう思うかを聞いてみる。しばらくの間沈黙が続いて、二人は以前とは違う気まずさを感じながら別れる。寂しさに耐え切れなかったジャギョンは、トイレに入りワンモからプレゼントされたネックレスを見て、より複雑な気持ちになる。 ◆1カ月後、同じ場所で会って気持ちを確認しあおうと提案するワンモ。が、煮え切らないワンモはユーモアもお茶目さも消え魅力がないなぁ… 40話 ジャギョンに会ったヨンソンは、チラッとジャギョンの誕生日を聞いて、自分が知っている誕生日を言ってみる。驚いたジャギョンは、ヨンソンの誕生日を聞きながら、自分を産んでくれた母が自分を産んでから産後の健康管理などをちゃんとしていたか知りたいと話す。それを聞いたヨンソンは胸がいっぱいになり… ◆イリとイェリのダンスの練習シーン、笑えないしウザい。脚本家もしくは演出家はイリがお気に入り？ 無駄に長い芝居させたりしているけど。 41話 スラの家に招待されたイリは、ダンスを教えてほしいというスラのお願いで一緒にダンスの練習をする。一方、ムンオクの家に引っ越した後、一人で映画を見ていたジャギョンは偶然イリとすれ違う。イリは去年ジャギョンとワンモが一緒にいる事を見かけたと話すが、ジャギョンは心を隠して適当に答えるしかなかった。 ◆流れをぶち切るようにブツブツと他のシーンが一瞬挿入されたりと、相変わらずひどい編集（脚本がそうなってる？） 42話 ジャギョンの携帯に何度か連絡を入れてみたワンモだが、留守電にかわるだけだった。怒りのあまり携帯を投げてしまうが、気持ちを静めワンモはジャギョンの家に訪ねてみてもやはり会えなくて落胆する。イェリはベドゥクに電話をかけジャギョンがメークアップの仕事を辞めた事を伝え、ワンモにもその事実を話すが… ◆また早々にソフィアのシーンが2シーンも。ナンパされた初老男と踊るシーンと食事するシーン。本筋の恋愛にはまったく絡んでこないエピソードをなんでわざわざ入れるんだろう？
第43話 ヨンジュを通じてジャギョンの新しい携帯番号を手に入れたワンモは、電話をかけたりメールを送ってみるが応答がなく悲しくなる。一方、ジャギョンはワンモからの電話に出れなくて胸が裂けそうになり、悩んだ末携帯のバッテリーを海に投げる。悲しみのあまり海に入ったジャギョンは波に飲み込まれてしまい… 第44話 イリは、チョンハに本の中に挟んでいた超音波写真を見つける。ムンオクからプレゼントされた本だったが、気にしなかったチョンハはその写真を見て、ムンオクを呼び出した。そして、超音波写真に写っている子供が自分の子供だという事実を知らされてチョンハは驚愕する。一方、スラはチョンハのお見合いに… 第45話 自分にやってくる不幸と悲しみで苦しむジャギョンはお酒を飲んで切実な心境でヨンソンに電話をかける。ヨンソンは急いでジャギョンが泊まっているホテルに行くが、ジャギョンの様子を見て涙する。ジャギョンは本気でワンモが好きだったと告白し、今もワンモに会いたいと話すジャギョンだが急に血を吐き… 第46話 ジャギョンが入院している病院にいたワンモは、ワン・マリアから早く家に戻るようにとの連絡を受けて困惑する。ジャギョンはワンモの事情を悟って自分はムンオクの家に泊まると話す。家に戻ったワンモは、ワン・マリアとヨンソンの前でジャギョンと結婚すると断言するが、ワン・マリアは有得ないと反対… 第47話 ワンモは一人で家に帰る。ワン・マリアは連れて来いといったジャギョンは何処にいるんだと叱る。ワンモは愛くるしいジャギョンと結婚するんだと皮肉ってワン・マリアを慌てさせるが、ワン・マリアは社会的な地位に相応しい結婚をした方が良いと話す。ワンモは条件ばかり計算している祖母に失望したと答える… 第48話 ジャギョンに会って上機嫌になったワンモは、ヨンソンにジャギョンと結婚するから新郎の心得を教えてほしいと話す。ヨンソンは嬉しくなって、まず相手を尊重する心を持つべきだとアドバイスする。ヨンソンはジャギョンを世界で一番美しい新婦にすると決心する。一方、ムンオクがイェリの家に入る… 第49話 朝のニュースを終えてイェリと食事をする事になったワンモは、ジャギョンとの結婚について明かす。衝撃を受けたイェリは、ベドゥクに会ってジャギョンの悪口を言う。偶然イェリの陰口を耳にしたワンモ。ワンモはベドゥクからジャギョンとの結婚は反対だと言われるが、ワンモは自分の正直な気持ちを打ち明けて… 第50話 ヨンソンは、結婚式の礼服を買うために一緒にお店を回るワンモとジャギョンの幸せそうな姿を見て、ジャギョンに今まで継母のせいで悩みが多かっただろうと心を痛めなぐさめる。そして、人生は人が代わりになってくれないものだから、結婚しても強く自分の人生を生きてほしいとジャギョンにアドバイスするヨンソン。 第51話 家に帰ってきたワンモは、ジャギョンと携帯で話しながらジャギョンの歌のおかげでヨンソンが感動していたと伝える。一方、スラとお酒を飲んでいたイリは酔っ払ったスラをおぶって家まで送って、ワン・マリアとヨンソンにスラが酔いつぶれた理由を教える。今までの事情を聞いたワン・マリアは驚きを隠せなく… 第52話 ベドゥクは、ミヒャンにワンモとヨンソンがジャギョンをお姫様よりも大事にしてくれていると話しながら、その理由はジャギョンの猫被りの才能が只者ではないからと愚痴をこぼす。一方、ジャギョンはワンモにヨンソンが作ってくれた料理に感動したと話す。ワンモは自分よりヨンソンを大事に思うジャギョンに・・ 第53話 ヨンソンはジャギョンに会いにいくが、ジャギョンはベドゥクのお使いに出る準備をしていた。ヨンソンは、ジャギョンに結婚する前まではダイエットとかも気にせず気楽に過ごした方が良いと話してベドゥクに恥をかかせる。しかもヨンソンがジャギョンに食べる物まで揃えてあげるのを見てベドゥクは嫉妬するが… ◆ホンパ妻、浮気中、交通事故で死亡･･･････････････････････････････････・・なんなん、この唐突な浮気話と事故死は・・・(ーー;) 第54話 ベドゥクは結婚式に行こうとするジャギョンに“お前が結婚したらこれから自分とセヒョンはどうやって生きれば良いのか、独身を通すのは駄目なのか”と話してジャギョンの心を痛める。チョンハが礼服を持ってくるがベドゥクはそれを投げてしまう。チョンハは生活費を援助すると話すと、ベドゥクの心は落ち着く。 第55話 済州島へ新婚旅行に行ったワンモとジャギョンは、そこで二人きりの楽しい時間を過ごす。夜になってジャギョンが若干緊張していると、ワンモはそんなジャギョンを微笑ましく思う。そして、ワンモはジャギョンとワインを飲みながら、自分の上半身をチラッと見せる。ジャギョンは、恥ずかしくなるがワンモに… 第56話 リゾートで荷造りしていたワンモは、ジャギョンもっと新婚旅行がしたいとせがむが、ジャギョンはワンモにマッサージをしてあげるといたずらをする。一方、腰が抜けて座っているイェリを見たチョンハは、“自分の道でもなく、自分のものでもない事に気付いた時、潔く身を引く勇気も必要さ”とメッセージを送る。 第57話 ジャギョンは朝食の用意のためにアラーム通りに起きるが、ワンモがわざと時計の時間を遅らせていたせいで寝坊してしまう。しかもワンモは食事後一緒にプールに行きたいとせがんでいてジャギョンはワンモに少しあきれる。一方、ホンパに会うことになったヨンソンは複雑な気持ちを隠せず“世界は広くて狭いね”と… 第58話 ワンモとジャギョンはベドゥクに訪ねた時、子供を早く作るべきではという話に適当に答える。一方、スラに会ったイリは自分がもらったブーケを渡しながらジャギョンに意地悪するのはよした方が良いとアドバイスする。思いやりのある人ほど物事がうまく進むと言いながら、スラを名前の代わりに‘ダーリン’と呼び… ◆ようやく結婚できたジャギョンとワンモ（54話）。それにしても、二人の結婚を知った時のイェリの反応（49話）と、結婚式当日の継母ベドゥクの反応（54話）は凄まじかった（笑） 49話：酔ったイェリはタクシーでワンモの家に乗り込んでヨンソン相手に「なぜジャギョンなのか」と泣いて喚いて、ヨンソンの足にすがり付きジャギョンを罵倒する。 54話：ベドゥクは式場に向かおうとするジャギョンの髪を引っ掴み結婚させまいとする。自分は働く気もなく借金もセヨンの学費も生活費もすべてジャギョン頼り。その金づるが無くなるのが許せない。死ぬまで金づるとしてジャギョンを側に縛り付けておきたいベドゥク。ワンモに言わせると「シンデレラの継母よりもひどい」 ベドゥク「行くなら宝石を頂戴。学費にするから」とジャギョンを出て行かせない。 ちょうど、チョンハとイェリ父が二人を迎えに来る。 ジャギョンを罵倒し、髪を引っ張り ジャギョンの足にすがるベドゥク。 「残されるのが寂しい」と泣き落とし。 チョンハとイェリ父はジャギョンを助け出し、式場に向かわせる。 ベドゥクは 「式に出席してくれるなら 生活費を出すから」とチョンハとイェリ父に言われると 態度が一変。真顔で 「いくらくれるの？」 チョンハ（弟）とイェリ父（義兄）が生活費を出してくれると分かり、ルンルンで結婚式に出席するベドゥク･･･・・・・・・・・・・・・・・・。 やっぱ、金・・・・・・・・・・・・・・ベドゥクの頭の中には金のことしかない（怒） 「妻の誘惑」のシン･エリといい、究極の病的自己中キャラは韓国のマクチャンドラマには必須のようですなぁ。 第59話ランシルから夕食に招待されたヨンソンの家族が急いで約束の場に向うが、ヨンソンの頭から不安が離れない。約束した場所に着いたヨンソンはその場でホンパに会って驚いて思わず目をつぶってしまう。後でワンモとジャギョンも同席する事になるが、ホンパとランシルはジャギョンを見て二人とも衝撃を受けて… 第60話ヨンソンはホンパから一日一回だけで良いから自分の声を聞きたいと言われて困ってしまう。またヨンソンはジャギョンがランシルの家に招待された事を知り急に力が抜けてしまう。ランシルはジャギョンに高級化粧品と食器セットをプレゼントし、髪の毛を切り合う遊びをしようとジャギョンの髪の毛を数本取って… 第61話家でジャギョンからメークアップを受けていたヨンソンは、ジャギョンに自分の初印象はどうだったか聞いてみる。ジャギョンはヨンソンから悲しみを感じていたと話し、何かヨンソンが悩みを抱えているのではないかと思っていたと明かした。一方、髪の毛でＤＮＡ検査をしてきたホンパが複雑な表情で家に戻ってきて… 第62話ワン・マリアを訪ねたランシルは単刀直入にホンパとヨンソンを結婚させようと提案する。しかしワン・マリアはランシルの提案にあきれて、ヨンソンは自分と一緒に年をとっていくと答える。一方、ヨンソンは昔自分がホンパと付き合っていたことをミヒャンが人にばらしてしまうと全てが水の泡になると思って悩むが… 第63話音楽会でのホンパとの短い出会いの後ジャギョンはワンモと家に帰ってきて一人で音楽会に来ていたホンパが気になると話す。ホンパがヨンソンに好感を持っているような感じを受けたと話すジャギョン。一方、ジャギョンに訪ねたベドゥクは生活費をもっと出してくれと要求し、ジャギョンはこれ以上は無理だと話すが… 第64話病院に行き、ジャギョンは妊娠だと診断されて驚きを隠せない。一方、ランシルはワン・マリア宅に訪ね、もう一度ヨンソンの結婚問題を持ち出すが、ワン・マリアは乗り気ではない。ジャギョンはワンモに妊娠した事を伝え、ワンモは言葉で表せない喜びがこみ上げてジャギョンを抱きしめる。妊娠のニュースは・・ ◆ジャギョンの妊娠が判る。 第65話ワンモはジャギョンのために料理を用意し、ジャギョンは自分が一番好きなチャプチェ（韓国風春雨炒め）がテーブルの上に置いてあり感動する。ワンモは料理を食べるジャギョンのお腹に頭を当てて“早く大きくなってくれ”と話す。散歩をするワンモとジャギョンは偶然チョンハとムンオクのカップルとすれ違って… 第66話編み物研究所に寄ったワンモは、子供に意味のあるものをしてあげたいと話して、研究所の社長は編み物に関して詳しく説明する。一方、ヨンソンに会ったホンパは、ジャギョンを育ててくれたベドゥクにお礼を兼ねて援助すべきではと話すが、ヨンソンはベドゥクがジャギョンを苦労させてきた事に腹が立つと断る。 第67話ベドゥクは、ジャギョンに自分がホンパと一緒になるには、ジャギョンの助けが必要だと話す。ジャギョンは適当に答え、家に帰ってきてワンモにベドゥクの話を伝えるが、ワンモは今のところホンパはヨンソンに興味を持っているようだと少し困った表情になる。一方オーディションに落ちたイリは街を徘徊するが・・ 第68話家に帰ってきたスラは、見た目には貧血気味だった。ジャギョンは、そんなスラが可哀想で直ぐスラを食堂に連れていき一緒に貧血に良い料理を食べる。スラは、いきなり愛はどんなものかと質問を投げる。ジャギョンは笑みを浮かべながら‘宇宙を自分の懐に抱いた感じ’、‘充満感’、‘幸せ’という単語で表すが… 第69話家に帰ってきたワン・マリアは、ヨンソンにホンパのプロポーズを断るように話すが、ヨンソンは彼と結婚すると答える。ワン・マリアはホンパがそんなに好きかと聞く。ヨンソンは逆らえない運命のようだという返事をしてワン・マリアを慌てさせる。後でランシルに会ったワン・マリアは少し悲しいと打ち明けるが… 第70話ジャギョンと話をしていたワン・マリアは、元気な子供を産んでほしいと話しながら内心ジャギョンに頼って生きる事を考えていた。一方、ランシルの家に挨拶に訪ねたワンモとヨンソンもジャギョンの無事出産を話しながら楽しい時間を過ごす。ヨンソンはジャギョンの胎教のためにランシルに家に泊まりたいと話して… 第71話ジャギョンが、ランシルの所に行ったことが内心寂しかったワン・マリアは、ジャギョンのために料理を作ってあげるが、ジャギョンの口に合わなくてもっと寂しい気持ちになる。一方、スラはヨンソンの紹介でお見合いをするが、その場で会った男から良い印象を受ける。ホンパとヨンソンの結婚を聞いたベドゥクは… 第72話ヨンソンとホンパの結婚式が終わって、家に帰ってきたワンモは少しずつ荷物を包みはじめる。その時、ジャギョンはワンモに干し柿が食べたいと言ってワンモはどうにかして探してくると強気で家を出るがなかなか干し柿を見つけられない。悩んだ挙句ランシルに連絡を入れてやっと干し柿を手に入れたワンモだった。 ◆ヨンソンとホンパ結婚！ ◆ジャギョンとワンモも出産までホンパ家に同居開始。 ◆ジャギョンは知らないが、これで実の父母と祖母と暮らすことになった。 第73話ジャギョンは、ベドゥクの所に寄った時ワンモがホンパの後継者になるよう話せと言われるが、本人が願ってない事をなぜ強要しようとするかと言い返す。話の途中、ホンパ家の会社の売店を自分にくれと話すベドゥクにジャギョンは返す言葉を失ってしまう。一方、イリはイェリにスラのお見合い相手ヒスに本気かと… 第74話ワン・マリアの家に新たに入って来た家事手伝いのおばさんは、ヨンソンの声と顔に見覚えがあると思っていたが、掃除中に見つけたヨンソンの若い頃の写真を見て誰だったかを思い出して、ワン・マリアにこっそり確認をする。一方、次々とお見合いをするスラは、相手が気に入らず、いつ頃素敵な男が現れるか焦るが… 第75話ヨンソンはワン・マリアを訪ねて、一緒にマッサージを受けに行く。そして、ワン・マリアはヨンソンとワンモがランシルと一緒に登山したことを持ち出して羨む。一方、家事手伝いのおばさんはヨンソンにあれこれ質問しながら、どこかで会った事があるのではと鎌をかけてみる。そして、ランシルはジャギョンに… ◆ベドゥクは勝手にヨンソンの出産記録を病院に見に行ったが、二十数年前の他人の出産記録をやすやすと見せるなんて、今の日本の感覚ではあり得ない。けど、このドラマが放送されたのは6,7年前。韓国では今でも他人の個人情報、簡単に見られるんでしょうか？ 歯科衛生士の話も少し前の日本と似ているかも。日本でも以前は歯科助手に歯石の除去をさせる（明らかに違法）ところもあったようだけど、今は法律が厳しくてそれはないと思う。今の韓国ではどうなんだろう？ そして、またまた出ました！「セヨンとキャッチボール」って（笑） 幻の登場人物セヨンは2006年のSBS演技大賞で「必ず一度は会ってみたい賞（「神様、お願い」で一度も姿を見せなかった登場人物）」を受賞してます（爆） ついでに、ピアさんは「気の毒な死」賞を受賞してる！ 韓国ではこのドラマの放送後半に来て、主人公の幸福を邪魔する人物たちが、突然の事故で一人ずつ死んでいくので「ミステリー恐怖物」とまでいわれたとか（爆） そういうドラマだと思って、楽しんで見るっきゃない！ 第76話ワン・マリアはランシルの家に寄り、ランシルがジャギョンの世話をしながら仲良く過ごす姿を見て羨む。ランシルに赤ちゃんの名前を口実に色々ケチをつけるが、ランシルの笑顔を見てワン・マリアは自分の幸せを奪われたようで寂しさを覚える。ベドゥクは、今までヨンソンの言葉を思い浮かべながら本心を探るが… 第77話脳卒中で倒れた家事手伝いのおばさんは、ヨンソンと一緒に訪ねてきたジャギョンに気付き話そうとするが、口が曲がってまともに喋れない。ジャギョンは不思議に思うが、ヨンソンは何かの間違いかも知れないと適当に誤魔化す。一方、ベドゥクはホンパとヨンソンが強気で反発すると思い、ワンモに全てを暴露しようとする… ◆ 第78話家事手伝いのおばさんが倒れて家中の雰囲気が暗くなり、スラはしばらくランシルの家にいる事にする。スラが来るということでジャギョンとヨンソンは嬉しくなるが、ワン・マリアはもっと寂しさを感じる事になる。ベドゥクからヨンソンとホンパの関係そしてジャギョンの出生の秘密を耳にしたワンモはショックを受けて・・ ◆ソフィ、突然頭痛で倒れ、脳血管疾患でこれまた突然にあっけなく死んでしまう。 これで誰にも邪魔されずにベドゥクはジャギョンネタで周りを脅して我欲に突っ走れる！ この脚本の特徴・・・ストーリー展開の邪魔者はさっさと消せっ！ その② ※邪魔者は消せ、その①はホンパの前妻（不倫相手と自動車事故死） 第79話ランシルは、ジャギョンが産後の健康管理を自分の家でさせたいが、ワン・マリアは直ぐ家に連れ戻すと話す。細かい事で騒ぎを起こさないでほしいと言っているランシルに、ワン・マリアは怒りを露にしてケンカする。ベドゥクはワンモからマンションを渡してもらってジャギョンの事は一切口にしないと約束するが… ※邪魔者は消せ、その③ ホンパとヨンソンは仕事で中国へ 邪魔者は消せ、その④ ホンパ母･ランシル、海外旅行へ 第80話ワン・マリアは、家に帰った家事手伝いのおばさんがガス中毒で死んだ事を聞き呆然とする。ワンモは、ジャギョンの出生の秘密を知っている家事手伝いのおばさんの死亡をジャギョンから知らされた。一方、イリはジャギョンにプレゼントを渡すためにジャギョンの家に寄るが、家政婦のおばさんからスラが病気だと聞いて… ※邪魔者は消せ その⑤ ジャギョンの出生の秘密を知っている家政婦のおばさん、脳卒中の挙句、ガス中毒で死んでしまった。 ※邪魔者は消せ その⑥ ワンモ祖母ワン･マリア、外国旅行に 面倒な人たちはみ～んな死ぬか、外国に行かされて、メイン人物たちを排除してその間にベドゥクの悪事を満開にさせるという、なんとも都合のいい展開。 ◆口止め料代わりにワンモから父親の遺産の大切にしていたマンションの権利を丸々もらったベドゥク。しかし、広すぎるという理由で早々に売り払い、小さなマンションを購入。残りのお金でうなぎ屋開業。さらに残りの１億ウォンを株につぎ込む（かつて株で全財産を失ったというのに） うなぎ屋の開業資金のことを不振に思ったジャギョンがベドゥクに問いただしにいく。が、ジャギョンから責められたベドゥクは頭にきて「ヨンソンが産みの母」だということをジャギョンに喋ってしまった。 まさにジャギョンを幸せの絶頂寸前から地獄に蹴落とす展開はお見事！（都合よすぎてシラけまくりだけど） 悪縁の養母に蛇のように絡みつかれて、本当にかわいそうなジャギョン。 一人になったベドゥクの涙は「私としたことがミスった！ もしかしたら、全部取り上げられるかも」の悔し涙にしか見えない。 それからセヨン、初めて声だけ出た。あれ、セヨンからのメールの声。 それにしてもこのドラマ、１話の中に上手い部分と超下手な部分が毎回混在してて、それでイライラさせてくれる。 なんでここにこんなシーンが入るのよって感じの不要なシーンとか、説明だけのためのシーンとか、とりあえず入れとけって感じのシーンとか…。 脚本、演出、編集…どれが悪いのか分からないけど。 第81話ベドゥクの爆弾発言で衝撃を受けたジャギョンは、家に戻る途中車の中で倒れてしまう。運転手の連絡で駆けつけたスラは、破水が始まったジャギョンを見て、ワンモにジャギョンの状態を伝える。ジャギョンを連れて病院に向うスラ。病院に着いたワンモは医者からジャギョン、赤ちゃん共に危ない状況だと言われる。 第82話ミヒャンと一緒にいたベドゥクは、家に訪ねてきたワンモを見て驚く。ワンモは怒りを抑えきれず騒ぎを起こす。ミヒャンとイリは興奮したワンモを落ち着かせようと努力する。怖くて謝罪を繰る返すベドゥクにワンモは二度とジャギョンの前に姿を見せるなと厳しく言い放つ。酔っ払ってミヒャンの家に来たベドゥクは… ◆ジャギョンが地獄に叩き落され、養母へのワンモの怒りが頂点に。 視聴者の気持ちもストーリー展開と共にクライマックスに向かったのに、主人公のジャギョンを都合よく緘黙症にしてメインストーリーから置き去りに。 ※邪魔者は消せ、その⑦ 主人公でさえ喋れなくしてしまう そして、祖母たちを一人づつ帰国させて、そのたびに説明を・・・水増しの時間稼ぎもいいところ。 このドラマは視聴率が良くて三度、放送延長が決まったそうだけど、祖母たちやヨンソン夫婦を外国に行かせて、いったんメインストーリーから外したのは延長した回数を穴埋めするための苦肉の策としか思えない。 早くジャギョンの心の鎧を解いてあげて、本来の主人公に戻してあげて欲しいわ。 視聴者はジャギョンの苦悩や涙に共感して、ジャギョンがどう苦境を乗り越え、自分の手で幸せを切り拓くのか、応援し祈っているんだから。 視聴率さえ良ければ作品の質なんてどうでもいい・・・そんな韓国ドラマの悪癖が透けて見えてきてちょっとイライラしてきた・・・。 ジャギョンや～、早く現実に戻ってきて、運命と闘ってくれぃ！ 第83話ワン・マリアは、ベドゥクを呼んでワンモから聞いた話を確認する。ベドゥクは、ドンチョルの母が呆けて喋っていたデタラメをワンモに言っただけで余計な事をしてしまったと話す。ワンモはジャギョンに、ヨンソンを産んでくれた母として認めるようにと話す。ヨンソンが帰ってきたらお母さんと呼んであげる事を勧めるが… 第84話全ての事情を知ってしまったスラの絶叫。そして、ヨンソンはジャギョンの赤ちゃんはインキュベーターに入っていて、ジャギョンも何も喋れず子供も認知できなくなっている事を知らされる。ショックを受けたヨンソンはジャギョンを車に乗せてどこかに消えてしまい、その事を聞いたランシルは病院に行ったと思ったが… 第85話（最終回）スラは、自分がジャギョンにした悪事を思い出して涙を流し、隣でイリはスラをなだめる。スラはヨンソンが横になっている病室へ行き、悲しくて胸が痛むと涙ながらに話して、病室を訪ねてきたワン・マリアにヨンソンを許してほしいと話す。ヨンソンが目覚めたとの連絡を受けたワンモは嬉しくて病院に向うが… ※自動車事故で意識不明になったヨンソン。前回、事実を知って「もう母親面しないで」と激しく怒っていたスラも、今はもうただただヨンソンが助かることだけを祈る・・・って、84話もかけて全員を混乱させてきた浅知恵ヨンソンの計略は、自動車事故でチャラになっちゃった。 78話辺りから、ご都合主義全開・・・ ◆恨みの矛先が違う・・結婚に反対されたり、奪ったり奪われたり、結婚にいたるまでにはいろんなことがある。 しかし、既婚であれ未婚であれ子供を産む決定権を持つのは母親。 結婚に反対したという理由だけで父性を排除、母性賛美ってこのドラマのテーマはなんやねんって感じ。 ドラマ展開も終盤はお粗末だった。 最終話で、特に何のきっかけもなく、ベッドに横になって、突然とってつけたように記憶が戻り喋れるようになるジャギョン。 そもそも、記憶喪失と緘黙症と失語症をごちゃ混ぜにして都合よく黙らせていただけだし、突然の回復にただただ呆れるのみ。 ジャギョンが孤児としての運命の中でワンモと結婚し、幸せを得るまでの奮闘記はドラマとしてそれなりに楽しめた。 しかし、真実を知ってジャギョンが呆け人形になり、さらに真実を知られたと知ったヨンソンがこれまた都合よく意識不明に。 最後は誰にも感情移入できないまま終了。 なんだかんだ言いながらも最終回まで観終わった。 |
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がんばれ！クムスン 全163話   ナ・クムスン（ハン・ヘジン） 美容師の卵、シングルマザー  ク・ジェヒ（カン・ジファン） 外科医 ※「コーヒーハウス」「夏の香り」（映画）「映画は映画だ」  キム・ジョムスン （ユン・ヨジョン） クムスンの祖母 ※「悲しみよ、さようなら」  アン・スンジャ （ヤン・ヒギョン） クムスンの叔母  キム・ヨンオク （ヤン・ミギョン） クムスンの生母  ノ・シワン（キム・ユソク） ノ家長男、銀行員  ノ・テワン（イ・ミンギ） ノ家次男、モデル志望  ノ・ジョンワン （キム・ナムギル） ノ家三男、クムスンの亡夫 ※「私の名前はキム・サムスン」「個人の趣向」  ノ・ピルド（パク・イナン） ノ家父親、クムスンの舅  キム・ジョンシム （キム・ジャオク） ノ家母親、クムスンの姑 ※「私の名前はキム・サムスン」  チャン・ギジュン （チャン・ヨン） ヨンオクの夫、ウンジュの父、医師 ※「悲しみよ、さようなら」「冬鳥」「ありがとうございます」  チャン・ウンジュ（イ・セウン） クムスンの美容室の副店長、ヨンオクの義娘 ※（映画）「夏物語」  チャン・ウンジン （キム・ソヨン） ヨンオク夫婦の娘、クムスンの異父妹  ハ・ソンラン （キム・ソヒョン） シワンの同級生、建築家 ※「妻の誘惑」  オ・ミジャ（ユン・ミラ） ジェヒの母、クムスンの美容室のオーナー ※「妻の誘惑」「冬鳥」  ナ・クマ（チェ・ジャヘ） クムスンの従妹、スンジャの娘 ※「製パン王キム・タック」「春のワルツ」  キム・イル（チョン・インテク） ジェヒの父、離島の医師 ※「華麗なる遺産」 |
2005 2/14～9/30 |
MBC | イ・デヨン | イ・ジョンソン | ハン・ヘジン、カン・ジファン、イ・セウン、イ・ミンギ、キム・ナムギル |
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| 素直で明るくて良い子・・・なんだけど、どっか無神経でいつも失敗ばかり。ドラマの中でクムスンが失敗するたびに、「あ～あ、クムスンだからしゃあないな」と思いつつ、こんな嫁と同居しているお姑さんの毎回唖然の気持ちもよくわかる。 最後の最後には、みんなそんなクムスンの天衣無縫の明るさに救われるんだろうな、と期待して視聴継続中。 クムスンの最大の味方でありキップのいい元気なハルモニは「悲しみよ、さようなら」ではいつもグチグチとネガティブ発言しかしてなかった大企業社長夫人役のユン・ヨジョン。上手い女優さんだったんですねぇ。 25話：明るくバイタリティのあるクムスンは朝観るのが楽しみになってきた。 ただ、「悲しみよ、さようなら」と同時に見ると・・・ヒロイン、オ・ヨンスの両親役がクムスンのおばあちゃん役とクムスンの生みの母の再婚相手の医学部教授役ででている。う～む、続けて見るもんじゃないなぁ（笑） カン・ジファンは「クムスン」で人気が出たらしいけど、「コーヒーハウス」に比べたら初々しくて確かに好感度いいねぇ！ 28話：クムスンの生母、腎臓移植後の拒否反応、透析アレルギーで残された方法は身内からの腎臓移植・・・と実子・クムスン探しをせざるを得ない状況に追い詰めて、この回から本格的クムスン探し開始。実母の再婚相手の医学部教授がクムスンの本籍など基本情報を書いたメモを持っている・・・ってことは実母には最初の結婚で子供がいたこと、その子供を婚家に置いて家を出たことなど再婚の時、教授には打ち明けているってことらしい。27話で実母が「クムスンに会いたい」と教授につぶやいていたから、この夫婦間ではクムスンのことは秘密ではない。しかし、教授の子供たちにはクムスンの存在は秘密にされている。 この時点で、このドラマの大きな秘密は「クムスンの存在」のみ。 クムスンの所在確認はそれほど時間がかからないだろうし、あと130話以上って、どんな展開になるんだろう？ 33話：クムスン、いじめられても正々堂々キッチリ反撃。まさにクムスンらしくて見ていてスッキリ！先輩のイジメっぷりもお見事。嫌な女を演じきってる。 大学の同級生で女流建築家のソンラン（キム・ソヒョン）に振り回される ノ家長男シワン。キム・ソヒョンは「妻の誘惑」の超悪女のイメージが強すぎて、ハラハラ。しかし、このドラマではバツイチ子持ちで頑張っている女性像らしい。この女優さんは見た目からして自己主張の強い役が多いみたい。 おばあちゃん役のユン・ヨジョンさん、何があってもクムスンを守ろうとして嫁にすねる演技が可愛い。 クムスンにしてもソンランにしても自分の進むべき道をぐんぐん進んでいく、そんな自己主張をしっかり持った女性が韓国でも支持されているんだなぁとしみじみ。 34話：クムスンの生母・ヨンオクの再婚相手の医師ギジュン（チャン・ヨン）がついにクムスンを見つける。これはまだギジュンだけの秘密。 ヨンオクにクムスン探しを切り出すがヨンオクはギジュンに激しい怒りをぶつける。 この二人のやりとりからクムスンがなぜ祖母に預けられたのかが分かる。再婚時の約束ではまだ赤ん坊だったクムスンを引き取ることになっていた。しかし、姑との関係やヨンオクが末っ子を妊娠したことでクムスンを引き取ることができなくなってしまった。クムスンのことではヨンオクは自分を責め続け、同時に引き取るという約束を守ってくれなかったギジュンへも怒りを抱き続けていた・・・らしい。 再婚の邪魔になってクムスンを捨てたわけじゃなくてホッ。 35話：先輩からのイジメはエスカレート。毅然と挑戦を受けているクムスン。 そんなことは知らない上司はクムスンの仕事への姿勢に感心して、シャンプー係にランクアップしようと指導。 クムスンの髪型がチリチリパーマからエレガントなロングへ。イメチェンしたクムスンに目を見張るジェヒ（カン・ジェファン）。しかし、ドラマではまだまだ二人の仲を対立させたまま。 ジェヒがクムスンに惹かれはじめているのを視聴者は知っているが、二人はなかなか素直になれずにそのままの関係でドラマを引っ張っていく。 クムスン探しエピソードは、とりあえず中断か。（ヨンオクの状態が瀬戸際になり、どうしても腎臓移植が必要になり、実子のクムソンに・・・という展開か？） この回のラストエピソードはばあちゃんが野菜を売ってる最中、フィソンが行方不明に・・・。 36話：行方不明のフィソンを発見したのはなんとクムスンの実母の再婚相手の医師チャン・ギジュン（チャン・ヨン）。 これで婚家と実母再婚一家の接点ができて、次の段階への伏線張り、着々と進行。 突然美容院から消えたクムスンだが、次回、その理由を問われることで、ジェヒ（カン・ジファン）や美容院関係者にクムスンの子供のことが明らかになり、ドラマの流れが変わっていく予感。伏線の張り方に無理がなくて安心して観ていられる。 42話～44話：クムスン、先輩からのひどいイジメに対抗。言われたら言い返すクムスン、強い！ クムスンの事を調べていたチャン医師、迷子のフィソンを見つけたことをきっかけに、おばあちゃんの健康診断や叔母さんの就職など世話して、クムスンにどんどん近づいていく。その動機は妻の腎臓移植のドナーをクムスンに頼むため・・・と思われるが、その事実が暴かれた時、大ドラマが展開されるんだろうなとヒヤヒヤ、ハラハラ。 婚家の長男シワンの交際相手ソンランが離婚歴と子供がいることをひた隠しし、クムスンも子供がいることを美容院には隠して就職。2005年当時の韓国では離婚歴や子供がいることはかなりのマイナス要素だったんだろうか？ ソンラン役のキム・ソヒョンさん。「妻の誘惑」（2008年）では、極悪の性悪女を演じているけど、この人は女から見ても可愛げのない役が多いなぁ。美人だけど。 「悲しみよ、さようなら」で夫婦役のチャン・ヨンさんとユン・ヨジョンさん。ここではクムスンの母の再婚相手のチャン医師とクムスンのおばあちゃん役で共演。さっきまで夫婦だったのに、クムスンでは医師と患者に・・・。 45話：叔父の作った借金のために、一人でお金の工面に走り回るクムスン。 美容院の院長の豪邸に度肝を抜かれ、豪華な食卓にビックリ。ビンボーなクムスンの実家、あくまで庶民のクムスンの婚家との対比が如実に描かれている。 また院長の一人息子で超おぼっちゃま医師・ジェヒ（カン・ジファン）の傲慢さもよく描かれている。クムスンと一緒にいた男（実は義兄）のことが気になって仕方なくて、「あの男が誰か言ったら金を貸す」だと。喉から手が出るほど貸してほしいクムスンだけど、そんなジェヒを拒絶。どんなにビンボーでもプライドとプライバシーは守るクムスン。が、ついに借金取りに追い詰められて「従兄弟」だと嘘をついてお金を貸してもらうことに。 ふ～む、やはり結婚して死別したこと、子持ちであることは言えないのかね・・・。 ところで、豪華な食事より、昔食べた大根葉のそうめんが食べたいと言う院長のために、ササッと大根葉のそうめんを作ったクムスン。 大根葉のそうめん？ どんなそうめんかと思ったら、大根葉のキムチを乗せたそうめんだった。 そうめんのツユもキムチ色。醤油文化と唐辛子文化の違いだねぇ。 昔、ソウルに行った時、現地の知人が麺に山盛りの唐辛子を掛けているのを見て、韓国の人は本当に唐辛子が好きなんだなぁとしみじみ思ったけど、食文化の違い、ドラマで見ていても面白い。 食文化の違いといえば、スペインに行った時は、スペイン料理の基本であるオリーブオイル＋ニンニクの匂いには参った。ホテルに入っただけでその匂いがするし、一週間の滞在で体中にその匂いがしみこんだよう。 またバリ島ではココナッツオイルかヤシ油か、やはり独特の匂いが鼻について参った経験あり。 食べている時は気にならないんだけど、食べてない時にもそれらの匂いに付きまとわれると気になって気になって・・・。 ちなみに、外国から成田に着いて、レストラン街を歩いていた時、うどんの出汁の匂いに包まれたことがある。その時、外国の人はこの匂いを日本の匂いと思うのかな・・・って思ったものです。 匂いってのはドラマ・映像では伝えることができないものだけど、韓国の料理は色から匂いや味が伝わってくるなぁ。 46話：クムスンにお金を貸したジェヒ、「逃げられないように」との口実でクムスンの電話番号ゲット。プライドの傷ついたクムスンに気がつかず、ジェヒはクムスンと直接連絡が取れるようになって嬉しそう。 って、このパターン、「僕の妻はスーパーウーマン」の社長（ユン・サンヒョン）が交通事故を口実に主人公（キム・ナムジュ）の電話番号ゲットしたのと同じパターン・・・。 47話：クムスンの実母の再婚は、十数年経ても血の繋がりの問題が延々と続いている。 血の繋がりと家族の絆・・・この問題は貧富の差や国に関係なく普遍的な問題なんだろうな。 クムスンのジェヒ改造開始。ジェヒにはなぜクムスンが自分に怒っているのかわからない。 ジェヒの上司であるチャン医師は「（ジェヒは）傲慢で、他人の痛みがわからない」などと痛烈に看破している。 カン・ジファンは我がままに育てられて悪意はないけど他人に無神経なジェヒ役をとてもうまく演じている。 48－49話：いつも後部座席に座るクムスンにジェヒは一言「タクシー扱いするなよ」 ということは、タクシーの客が後部座席に座るというのは普通のこと？ 55話：先輩のイジメ激化・クムスンに子供がいることを知った先輩、院長にバラスと脅す。バラされたくなくて先輩の言いなりになるクムスン。 なんだかクムスンらしくないなぁ。 長男シワンの交際相手ソンランは離婚歴があること、子供がいることを両親に伝えたい。ただし、そうなると結婚に反対されるのが目に見えているよう。 クムスンやソンランのケースから、女性が仕事をする上で結婚歴や子供がいることなどが韓国社会ではよほどマイナス要素なんだろうか？ 今の現実はどうなんだろう。 59話：シワンの結婚話はあまり見たくないなぁ。新婚の嫁・ソンランのキャラがあれ（ステレオタイプのキャリアウーマン）では、先が見えている。 60話：チャン医師、クムスンの叔母スンジャに「実母が生きていることをクムスンに伝えて欲しい」と頼まれるが、「目的はクムスンの腎臓だろう？」と厳しく拒絶！ この件、すぐに姑・ジョムスンに打ち明けると思いきや意外と口が堅いスンジャ。一人で悩む・・・。 クムスンに口ではきつく言いながらもやはり叔母・・・クムスンのことを心配している。 ということで、部分的に秘密の暴露があるかと思ったが、それは先延ばし。メインストーリーに進展なし。 61話：潔癖症のジェヒ（カン・ジファン）が少しづつ変化。クムスンと一緒にいると、ハンカチを敷かなくてもベンチに座れた（笑） しかも、自分の（クムスンへの）恋の悩みを、クムスンにする羽目に。クムスンの前では性格変わってしまうジェヒって笑わせてくれる。 62話：◆ウンジュを心配して「ジェヒのことは諦めるよう。きっとウンジュを愛してくれる人と出会う」いう継母・ヨンオク。しかし、ウンジュは・・・ 「愛されたことのない人間は自分をクズだと思う。クズを愛してくれる人なんている？」 経済的にも美貌にも恵まれているのに、父の再婚をいまだに許せず、加えて一番欲しかったジェヒの愛が手に入らないウンジュの落ち込み。我がままといえばそれまでだけど、かわいそうな気もする・・・。 ◆一方、ジェヒはどんなに嫌なことがあってもクムスンを思い出すと笑顔になる。完全に恋する男・・・。 ◆ジェヒの母で美容室のオーナー・ミジャさん、前回はビビアンリーの『哀愁』観てぼろぼろ泣いてたし、今回は『ロミオとジュリエット』を食い入るように観ている。ん～、今までビデオ見るシーンなかったのに立て続けになぜ？ 彼女の心情の反映？ 分かりにくいけど・・・ ◆結婚式前日のシワン、クムスンにも気を遣い「結婚してもジョンワンの遺言通りクムスンを守る」と。さすが長男！ ◆結婚式場の化粧室でシワン母とクムスンはどこかの招待客が「新婦はバツイチの子持ち」と聞き、まさかシワンの相手・ソンランのこととも知らず、そんな嫁をもらった家を気の毒がる。 で、式場で招待客を見てシワンの嫁?! となるのかと思ったら、その件はまだまだ伏せたままストーリーは進行。 引き伸ばすなぁ・・・バクダン投下はいつに？ ◆シワンの結婚式で死んだ夫・ジョンワンのことを思い出すクムスン。そんなクムスンがいじらしい祖母・ジョムスン。 ◆いつもマイナス思考のスンジャにジョムスンは言う。 「同じことを言うなら“相当な気性で攻撃的な人”ではなく“堅実そうな人”と言えばいいのに。“ゾウやカバのような人”と言われるより“丈夫で健康そうな人”と言われるほうがいいだろう？」 これってリフレーミング。なるほどおばあちゃんにリフレーミングを説かせるって、さすが。 63話：◆「クムスンが頑張っていることを仏様はちゃんと分かっている」と励まし褒めるおばあちゃん。 おばあちゃんは“神様”ではなく“仏様”という。私の記憶の限りでは、最初からおばあちゃんは“仏様”と言っていた。 神様と仏様ではセリフのニュアンスがちょっと違ってくる気がする。 漠然と天に願う時は仏様も含む“神様”を使うのが自然な流れのような気がするが、わざわざ“仏様”というのは、脚本家の意図？ それとも翻訳の問題？ ◆たしかに、ジェヒの白衣の下はいつも派手ですねぇ。今回は黄緑のYシャツにグレーのネクタイ。 そんなジェヒ、クムスンから初めての着信で嬉しすぎて破顔（笑） ◆家では、大人たちが目を放した隙にフィソンが椅子から落ちて怪我・・・ ◆そんなことも知らず、クムスンは意地悪な先輩・ヘミを食事に誘い、なぜ意地悪するのか？ 同い年なので友達になれないか？など話しかける。 敵の懐に飛び込もうとするクムスン、さすがだ！ ところが、フィソンの怪我を知らせる電話があり・・・飛んで帰るクムスン。 ◆フィソンの5針縫う怪我を見て、ついつい「なぜ目を離したのか！」と姑を責めてしまうクムスン。傷つく姑・・・。 う～む、私が姑でもクムスンのように言われたら、多分、とても嫌だろうな・・・ 仕事はフィソンに手がかからなくなる１年後まで待てと言っていた姑。クムスンは姑の言葉に耳を貸さず、自分の理由で（早く美容師になって経済的に安定したい）仕事に出ることを選択。フィソンの面倒は当然、姑かおばあちゃんが引き受けざるを得ない・・・。人に子供を押し付けておきながら責めるクムスンに姑が傷つき腹を立てる気持ちは分からなくもないなぁ。 64話：◆フィソンの怪我のことで姑を責めてしまい、姑は不機嫌。 ◆ジェヒ、クムスンからの電話を待ってイライラ。 ◆美容院では、先輩ヘミが相変わらずクムスンいびり全開。 クムスンは染毛剤を客のブラウスに付けてしまう大ミス。 ◆姑は朝、夫と喧嘩したことが気になり、夫の仕事の現場へ。ところが夫が一ヶ月も前に早期退職しているという事実を知り、激しいショック・・・。 暗雲立ち込める一家・・・。 65話：◆夫の早期退職の事実を知りショックの姑・ジョンシム。 テワンが父のために高価な釣竿と自分のサングラスを買ってくる（本当はシワンからのプレゼント）が、超不機嫌な姑。 ◆ウンジュの継母・ヨンオク、ウンジュのために美容院を辞めさせて欲しくてジェヒ母に会いに行くが、その話を切り出せず。 ◆ウンジュ、ジェヒを諦める努力。ジェヒの恋の相談に乗ろうとする。 ◆クムスン、パーマ試験のために一人で練習。帰宅後も家事をこなしてとにかくがんばる。 ジェヒ、積極的にアタックするものの、クムスンは忙しくてジェヒとの進展はなし。 66話：◆夫が内緒で早期退職していたことで、家計の心配をする姑。客の高級ブラウスを弁償することになったクムスンに「一度も家計にお金を入れたことがない」と怒り。前借などで数ヶ月ただ働き中のクムスン。前借の支払いが終わったら家計に入れると・・・。 ◆「嫁いびりもいい加減にしろ」と舅。それがきっかけで姑は「会社を辞めたんでしょう！」と爆発。 67話：◆クムスンに会いたいあまり、自宅の近くまでやってくるジェヒ。しかし、クムスンはジェヒのことどころではなく「忙しいから」とつれない。 ◆新婚旅行から帰ってくるシワンとソンラン。舅と姑の不和のため微妙な空気。 ◆クムスンはパーマの一次試験合格。喜んだものの婚家は不穏な空気が立ち込め・・・ 69・70話：◆クムスンの叔母スンジャ、あまりに様子がおかしいため祖母に問い詰められ、ついに事実を・・・と思ったらなんと「（中年の）チャン医師は実はギャルキラーでクムスンを狙っている・・・」などと真っ赤な嘘を。 う～む、ここまで来てまだ嘘で引き伸ばしますか（溜息）。この叔母、クムスンのことを思って事実を話さないのかと思えば、クムスンの子供・フィソンを預かることでは嫌味ばかり・・・。叔父の作った借金で追い込まれていた叔母を助けるためにクムスンは美容院に前借を頼み込み、三ヶ月はタダ働きをしているのに、自分の給料は「まだ出ていない」とクムスンへの返済の気なし・・・って、なんか支離滅裂？ キャラが統一されておらずクムスンの前に立ちふさがる障害の一つとして便利使いの存在になっている？ ◆おばあちゃん、フィソンを美容院前に連れて行く。超忙しい中、クムスンは無理を言って20分だけ時間をもらいおばあちゃん、フィソンと公園へ。で、おばあちゃんと話している時にフィソンが行方不明に。必死に探し回りやっと見つけるが、クムスンは思わずフィソンを叩いてしまう。そして、クムスンは休憩時間オーバーしたことで“三振アウト”。解雇を言い渡される。 おばあちゃんはフィソンを連れて行った自分を責める。が、解雇されたと泣くクムスンに院長にもう一度詫びを入れて、頼んでみろと叱るように励ます。 このおばあちゃんの態度、セリフにもなんか違和感・・・。 全体の構成としては、クムスンがどうしても美容院に勤めたくて、不利にならないように“結婚していたこと、夫が亡くなり子供がいることを秘密にしていた”という伏線が効いてくるわけだけど、なんだかなぁ・・・ クムスンが必死なのは分かるけど、結局は自分の事情だけで不利なことは秘密にして、回りを振り回しているだけのような気も。一生懸命なんだから何やっても許してよ・・・なんて仕事仲間がいたらちょっと不快かも。 71話：◆ジェヒ（カン・ジファン）、院長に報告に来たウンジュの話を立ち聞きして、クムスンが子持ちだと知り大ショック。 ◆婚家では舅の無断退職に姑はやっと理解を示し、改めて退職のお祝いをして舅をねぎらう。雰囲気好転。 72話：◆実母ヨンオク、クムスンの事を聞きにくる。が、叔母スンジャは「夫に聞け」と追い返す。 ヨンオク、倒れて、その上雨に打たれて意識不明の重体に。 ◆一方、クムスンはなんとか借金の恩返しがしたくて美容院の窓拭きや客の車の洗車を。しかし、ウンジュは冷たく突き放そうとする。 ◆クムスンが子持ちだったと知り怒っているジェヒ、クムスンに冷ややかに接してしまう。 73話：「お前が好きだった」 ジェヒはクムスンに子供がいることを隠していたことをとがめる。いわれのない暴言に怒ったクムスンに、クムスンのことが好きだったと告白する。一方ヨンオクが倒れて危険な状態に陥る…。 74話：「再チャレンジ」 ユン先生はクムスンの情熱を買ってミジャにもう一度クムスンを雇えないか相談し、次のパーマテストに合格したらまた美容院に戻れるようにすると約束する。行方不明だったクマの父が電話をかけてくる…。 75話：「強気な嫁」 ソンランが仕事で家事を手伝えないことで、ジョンシムとの関係に軋轢を作ってしまい、シワンはどちらの肩も持てずハラハラ見守る。クムスンは見事パーマテストに高得点で合格する…。 ◆チャン医師がクムスンを呼んで、母親のことを話そうとするが、その時、祖母からの電話で叔父が警察に捕まったと…。 76話：「母への愛情」 クマの父が詐欺罪で逮捕されたとの連絡が入り、クムスンらは慌てて警察へ向かう。ヨンオクの様態が悪化し、ウンジュは傍で付き添い初めて心からヨンオクを母として慕い心配する…。 77話：「別居の提案」 ソンランとことごとく家事について意見が対立するジョンシムは、とうとう別居するよう告げる。一方ギジュンは逮捕されたクムスンの叔父の罪状を調査し、借金を抱えてることを知る…。 ◆チャン医師、意識の戻ったヨンオクから「クムスンのことを知っていたのか」と聞かれ、調べたこと、そしてクムスンは大学生だとヨンオクを安心させるために嘘をついてしまう。 78話：「残酷な取引」 チャン医師はクムスンの叔母に、クムスンに母親が生きてることを伝えてくれれば、夫の借金を解決してあげると申し出る。ジョンシムとの不仲を心配するシワンはソンランに1年間は我慢するよう説得する…。 ◆「クムスンに母が生きていることだけを伝えて欲しい」というチャン医師。叔母はチャン医師がクムスンの腎臓を狙っていると思い悩む。そんな叔母に「妻の（命を守る）ためならどんなことでもする」とチャン医師。 ◆ジェヒはスネ夫クン状態続行中。 ◆おっ、３才のソフィンがセリフ喋った！ 可愛い！ 79話：「叔母の苦しみ」 クムスンとテワンが買い物していると偶然ジェヒとウンジュに出会い、クムスンは気まずい思いをする。叔母は夫の借金返済のために、ギジュンからの提案を実行することが出来ず苦しむ…。 ◆叔母の悩みは分からなくもないけど…。ただ、フィソンを連れて来るクムスンに対してあれほど迷惑そうに意地悪していたのはなぜに？ 叔父の借金もクムスンに用立てさせて、返済も一切してないし。なのに急に姪のクムスンの心配しだすなんてキャラの統一感がないし、叔母に感情移入より反感のほうが大きくなってしまう…。 80話：「ひどい言葉」 ミジャへの用事で家を訪ねたクムスンは、ジェヒにテワンとの仲を誤解されひどく言われる。家族を侮辱され腹を立てたクムスンはジェヒに撤回を求めるが、さらに罵られ傷つく…。 81話：「ジェヒの後悔」 テワンがオーディションを受けることになり、家族全員で激励カラオケ大会をひらく。クムスンを罵ったことを悔やみ、気を落としたジェヒはウンジュに辛い気持ちを話し慰められる…。 ◆ウンジュが急成長。継母とは和解するし、ジェヒに対しては母性満開。で、ジェヒの相手がクムスンであり、自分の義理の妹と知ったらどうなるのか？ まだまだ波乱万丈の展開予想…。 82話：「家事は平等に」 ソンランはノ家では男性が全く家事をしないことを指摘。後ろめたくなったピルドとシワンは皿洗いを手伝うことに。一方、クムスンに実母のことを話すべきか悩んでいた叔母はストレスから倒れてしまう…。 ◆働く女としてはクムスンやソンランの大変さも分かるし、一方、家庭を守る姑の気持ちも分かるし・・・。両方がそれぞれの立場で正直で率直なので、逆に視聴者としては問題を突きつけられているような気もする。 第83話：辛い真実 叔母はクムスンに、チャン教授の妻ヨンオクがクムスンの母親だということを話す。その頃オーディションに失敗したテワンは、クマと飲みに行くことに。テワンは励ましてくれるクマにキスをしてしまう…。 第84話：母を訪ねて チャン教授の家の住所を調べたクムスンは、ヨンオクを訪ねに行くが幸せそうな家族の様子に気後れしてしまう。クマは昨夜のキスを思い出し舞い上がるが、父に恋人がいるのではないかと言われ、動揺する…。 第85話：もう一人の娘 美容院にヨンオクがやって来たことにより、ヨンオクがウンジュの母だと知るクムスン。放心状態のクムスンに叔母は自分のせいだと心を痛める。ジョンシムは、ソンランが自分に口答えすることが許せない…。 第86話：心の痛み クムスンはテワンに実母が生きていること、移植のことを打ち明ける。テワンは叔父のためだとしても移植手術は駄目だと忠告する。叔母はチャン教授から貰った金を返し、クムスンに許しを請う…。 第87話：クムスンを守って クムスンからヨンオクの件を聞いたテワンは、ギジュンに抗議をするため病院に押しかける。ウンジュはジェヒから洋服をプレゼントされるが、自分はジェヒの好きな人の身代わりだと感じ悲しむ…。 第88話：聞かれた秘密 偶然クムスンとヨンオクの関係を知ってしまったジェヒは、クムスンを心配し見守る。ソンランはジョンシムと打ち解けようと食事に誘うが失敗。しかしジョンシムは、ソンランが仕事をしている姿を見て感心する…。 第89話：恐ろしい頼み クムスンはヨンオクを訪ね病院に行く。しかしヨンオクの容態が急変し、ギジュンはクムスンに腎臓移植をお願いする。テワンはクムスンの行動を不審に思う家族に、クムスンの実母が生きていることを話す…。 第90話：ジェヒの抗議 ジェヒは移植をやめるようギジュンを説得。お前に関係ないことだと言われるが、クムスンが好きだから関係あると言う。クマは連絡がとれないテワンを待ち伏せするが、そっけない態度のテワンに泣いてしまう…。 第91話：決断 クムスンは、叔父の示談金を借りることとヨンオクに内緒にすることを条件に、移植手術を受けることをギジュンに伝える。叔母に移植を決めたことを伝えるが、祖母には内緒にしようと言う…。 第92話：ウンジュの想い 落ち込むクムスンはテワンと一緒に野球観戦をして憂さを晴らし、その後実母の話をする。一方ウンジュはジェヒと夕飯に行こうとするが、考え事をするジェヒにまだあきらめた訳じゃないと伝える…。 第93話：集めた大金 叔母はギジュンから示談金のために借りたというお金をクムスンから渡され、どうすべきか悩む。ノ家ではクムスンがお金のために移植手術を受けないよう5千ウォンを用意する…。 第94話：ノ家からの贈り物 クムスンは叔母に移植手術の決心を伝え、しばらく避けていた祖母に会いに行く。ソンランとシワンは、お互いが考える家族の形について意見が食い違う。クムスンはノ家からお金を渡され驚く…。 第95話：すれ違う母娘 シワンは、ソンランがまだ婚姻届を出さないと言い張るため、信頼されていないと感じる。クムスンは病院の帰りに偶然ヨンオクと会い、話しかけられ動揺する。そこへ通りがかったジェヒが間に入る…。 第96話：祖母の不審 息子の面会に行き、自分の知らない間に示談が成立したと知る祖母。不審に思い、叔母に示談金のことを聞く。クムスンはジェヒから移植手術をするなと言われ、なぜ知ってるのかと問い詰める…。 第97話：正しい道 ヨンオクの担当医は、クムスンから腎臓提供されることをヨンオク本人に知らせるべきだとギジュンを諭す。祖母は、叔母がクムスンにヨンオクのことを話したと聞いて怒り、気を失ってしまう…。 第98話：苦しみの時 ウンジュは、ジェヒが好きなのはもしかしたらクムスンではないかと感じ始める。美容院を訪ねたヨンオクは、お茶を出したクムスンも交えて歓談するが、クムスンはつらいひと時を過ごす…。 第99話：嫉妬と疑惑 シワンはレストランで偶然ソンランが見知らぬ男性と一緒にいるところに出くわし、不愉快な気分になる。ウンジュがジェヒのあとをつけると、クムスンに会いに美容院に行っていたことがわかり混乱する…。 第100話：夫婦の対立 ヨンオクからクムスンが結婚する時に持たせてほしいとお金を渡された叔母は、誰にも相談できず苦しむ。シワンは自分を信じていないソンランが理解できず、2人は口論を繰り返し関係が悪化する…。 第101話：好きだから 手術日が決まったとギジュンから連絡を受け、クムスンは覚悟を決める。一方、手術が行われることを知ったジェヒは、クムスンを呼び出し、クムスンのことが好きだから手術は止めてくれと必死で説得する…。 第102話：ばれた決意 ジョンシムが偶然、街でクムスンの祖母と会い、祖母にも手術のことがばれてしまう。さらにノ家でも、クムスンが内緒で移植手術をする決心をしてることがわかり、勝手にことを進めるクムスンに腹を立てる…。 第103話：クマの純情 クマはテワンが軽い気持ちでキスしたことを知り、彼をなじるが、そんなクマの姿にテワンは心を動かされる。一方、ヨンオクはクムスンが自分の娘ではと思い、ミジャに履歴書を見せてほしいと頼む…。 第104話：家族の反対 クムスンは家族から手術を受けるなら出て行けと怒られる。祖母は病院にいるヨンオクを訪ね、二度とクムスンの前に現れるなと言い放つ。それを聞いたヨンオクは、クムスンが娘と知り泣き崩れる…。 第105話：激しい怒り 祖母から移植の事実を聞いたヨンオクは、ギジュンに激しく抗議するがショックのあまり倒れてしまう。クムスンを励まそうと夕飯に誘ったジェヒは、ギジュンと会ったのはなぜだ、と聞くが突き放される…。 第106話：いなくなった母 ヨンオクが病院を抜け出し行方不明に。次の透析までには戻ってくると思うものの、ギジュンやウンジュたちは心配する。それを知ったクムスンは、ジェヒに見つかったら教えてほしいと頼む…。 第107話：ソンラン妊娠！？ 食事中に気分が悪くなったソンラン。家族は妊娠かと喜ぶがソンランはありえないと断言する。クムスンの周辺を隠れながら見つめるヨンオクは、事故に遭いそうになったフィソンをかばって怪我をする…。 第108話：シワンの裏切り ソンランは、シワンが自分の過去についてピルドに話していないことを知り、ショックを受ける。ヨンオクが意識不明になったことを知ったクムスンは、病院へ向かい、ジェヒに面会ができるよう頼む…。 ◆死んだと思っていた母が生きていたこと、しかもチャン医師の妻で副院長ウンジュの継母ヨンオクであること・・・ここからクムスンの苦悩の始まり。それまでの軽快で頑張り屋のクムスンが、一人で悩みを溜め込む苦悩するクムスンに。 ◆美容院に来たヨンオクは、クムスンを見ても自分の娘とは気がつかない。クムスンは怒りと失望と悲しみで一杯になる。 その反面、母を慕う気持ちも・・・ ◆その母が腎臓移植をしないと生きられない状態だと知る。さらに、ドナーはクムスンしかいないと知り、苦悩するクムスン。 ◆ジェヒは偶然、それらの事実を知ってしまい、クムスンの腎臓異色に絶対反対。 「自分がクムスンを守る。大切な人だから」と上司であるチャン医師に挑戦的に宣言。 ◆ウンジェは、ジェヒの好きな人がクムスンだと気がつき、複雑・・・。 ◆中盤になって、生母の発覚、腎臓移植問題などテーマがどんどん重くなっていく。 臓器移植が背景にあった「夏の香り」と「がんばれ！クムスン」が全然違うのは、前者はサスペンスを形作る最大の要素として臓器移植を取り上げている。この場合、視聴者にとって臓器移植はストーリー展開のためのアイテムでしかない。 しかし、後者（「がんばれ！クムスン」）は、大切な人が臓器移植を必要としたなら、「あなただったら、どうする？」と絶えず視聴者に問い続け、クムスンと一緒に視聴者も考え、悩むように仕組まれている。 そういった意味で、輸血によるエイズを取り上げた「ありがとうございます」と並んで、優れたドラマだと思う。 ◆それにしても、クムスンのおばあちゃんの性格はきついなぁ・・・。 息子が死んだことであの過激な言葉で嫁をいびり続けたら、普通は逃げ出してしまいたくなるし、気持ちの優しいヨンオクがついに逃げ出したのもやむを得ない気もする。 皮肉にもクムスンも生母ヨンオクと全く同じ状況に置かれている。 自分のせいで新婚の夫ジョンワンが交通事故死してしまう。しかし、舅も姑も兄弟たちもそのことは口に出して責めない。むしろ、クムスンを家族の一員、娘のように接してくれる。 そこがヨンオクとクムスンの違い。 一人で必死にクムスンを育てたおばあちゃんの怒りや悲しみは分かるけど、ヨンオクが逃げたのは自分にも原因があるってことを早く気がついてほしいなぁ・・・ 第109話「ジェヒの思いやり」クムスンは手術を拒むヨンオクに、移植を受けないと一生許さないと言う。手を握ってほしいというヨンオクにクムスンは…。ジェヒは、落ち込むクムスンに自分の父親のことを話し、クムスンを慰める。 第110話「祖母にお願い」クムスンはヨンオクを助けるために、移植を受けるよう説得してほしいと祖母に頼むが、祖母は怒り嘆く。ソンランが家に帰ってこないことで、家族はシワンが浮気をしたのではないかと疑う。 第111話「手術の説得」シワンはソンランを迎えに行くが、離婚しようと言われ思わず怒鳴ってしまう。クムスンにお願いされた祖母は、仕方なくヨンオクに移植を受けるよう説得するが、そんなひどいことは出来ないと拒まれる。 第112話「クムスンの気持ち」ジェヒは自分のことをどう思っているのか聞くが、クムスンは悩んでしまう。ジョンシムは、クムスンの手術に頑なに反対するも、チョンワンのように死なせたくないという彼女の言葉に心が揺れる。 第113話「逃げ出して」クムスンは、病院から逃げ出そうとするヨンオクに激しく怒り説得をする。そして涙を流しながら、ヨンオクは移植を受けることを決意する。ピルドの説得もあり、ジョンシムはクムスンの手術を許す。 第114話「クムスンの告白」クムスンは、ジェヒに手術をすることを伝えるが、自分には関係ないことだと言われてしまう。クムスンは自分の気持ちを伝え、2人の距離は近づき…。ソンランはシワンの手紙を読み、彼と会うことに。 第115話「始まった手術」ジェヒはレストランの予約をするが、クムスンは祖母の元へ行くと言う。花火だけでもと2人は公園で花火をし、楽しいひと時を過ごす。そして手術の日、クムスンはヨンオクの手を握り励ます。 第116話「クムスン復活」手術が成功し、体力が回復したクムスンは職場に挨拶に行く。一方ソンランは、ピルドやシワンとレストランで食事中、偶然前の夫の舅に会う。気まづいソンランに、舅は連絡先をよこせと迫る。 第117話「ソンランの弱み」クマとテワンがラブホテルに入っていくところが偶然TVで映されてしまい、それを見た両親は大激怒。2人は何もなかったと釈明する。ソンランは前の舅から呼び出され、大金を用意しろと言われる。 第118話「衝撃の事実」ウンジュは両親の話を偶然聞いてしまい、クムスンがヨンオクの娘で、さらに移植手術の相手だという事実を知ってしまう。クマは、母にテワンと交際していることを話すが反対され、思わず嘘をつく。 第119話「気まずい食事」クムスンとジェヒが閉店後の美容院で会ってる時、ウンジュがミジャを連れて戻ってくる。2人は慌てるも、ウンジュの思惑で4人は食事に行くことになり、クムスンとジェヒは気まずい思いをする。 第120話「ジェヒの恋人」ジェヒはミジャに恋人を紹介すると約束するが、それより先にウンジュが恋人はクムスンだとばらしてしまう。一方シワンは、ソンランが前の舅と会っている所に居合わせ、恐喝されていることを知る。 第121話「プロポーズと別れ」ジェヒのプロポーズに、クムスンは負担になるからもう会わないと別れを告げる。早く話したほうがよいと思ったシワンは、ピルドにソンランの過去を打ち明け、みんなを騙していたことを詫びる。 第122話「突然の解雇」ジェヒとの関係を知ったミジャにクビを言い渡されるクムスン。ずっと練習してきたからテストを受けさせてほしいと頼むが、ミジャは、今後ジェヒと会わないことを条件に、テストを受けるよう言う。 第123話「ミジャの落胆」クムスンはジェヒに、チョンワンやフィソンのことを話し、二度と会わないと告げる。ショックで帰宅したジェヒはミジャに、クムスンと結婚すると告げるが、怒ったミジャがクムスンを批判する。 第124話「打ち明けられぬ理由」ピルドはソンランの前の舅を殴って警察に拘留されるが、ソンランの過去を知らない家族に理由を話すことができない。ギジュンはウンジュに、ヨンオクの過去と自分がクムスンにしたことを全て話す。 第125話「クムスンに近づくな」夜中クムスンの家の近くで彼女を待っていたジェヒは、偶然会ったテワンにクムスンに近づくなと警告される。一方ソンランとシワンはピルドに騙していたことを詫びるが、家を出るように言われる。 第126話「テワンの怒り」ジェヒに会ったことで2人が付き合っていたことを知ったテワンは、チョンワンをバカにするなとクムスンに激怒。クムスンは、2度とジェヒに会わないと誓う。ヨンオクは許しを請うため、祖母を尋ねる。 第127話「家を出て行け」ジェヒは連絡が取れないクムスンと話そうと美容院へ。クムスンは拒否するがミジャに出て行くよう言われる。ソンランは、ジョンシムにも事実を話すべきと提案するが、ピルドに断られる。 第128話「息子の非難」ジェヒは、ミジャに結婚を反対する理由を問うも彼女はクムスンを強く批判。ジェヒは自分の生い立ちにふれ、ミジャを傷つけてしまう。一方、クマが妊娠したのではと疑う祖母たちは探りを入れる。 第129話「祖母を味方に」ソンランはジョンシムに子供がいることを打ち明けようとするが、シワンが慌ててごまかしたことで2人の心はすれ違う。ジェヒは、クムスンと結婚したいとクムスンの祖母に協力を求める。 第130話「明かされた過去」シワンたちを独立させようと言い出したピルドを不信に思ったジョンシムは、ソンランを呼び出し彼女の過去を聞く。大きなショックを受けたジョンシムは、シワンとソンランを許すことができない。 第131話「ジョンシムの怒り」ジョンシムは、ソンランとシワンに今すぐ家を出て行けと命令するが、怒りが収まらず倒れてしまう。ロンドンに行くことを決めたウンジュは、美容院に退職願を出しロンドンに行くことを伝える。 第132話「ウンジュの謝罪」クムスンにジェヒのことを聞く祖母は、終わったことだと話すクムスンに心を痛める。ウンジュは、ロンドンに発つ前にあいさつをしようとジェヒに会うが、クムスンのことでジェヒから責められてしまう。 第133話「外科医の生命線」右手を大怪我したジェヒは、外科医としての復帰が難しくなりショックを隠せない。ジェヒの怪我は自分のせいだと感じたウンジュは、ジェヒが退院するまでロンドン行きを延期するとミジャに伝える。 第134話「閉ざされた心」ソンランは、一年間息子のウジュを預かりたいとシワンに相談するが、考えてはみるが両親にはまだ話せないと言うシワンに失望する。一方、怪我をしたジェヒは心を閉ざし、誰にも会おうとしない。 第135話「ジェヒの拒絶」ウンジュからジェヒが怪我したことを聞いたクムスンは、ジェヒに会いに行くが出て行けと拒絶される。その夜クムスンは、ジェヒを忘れることができないと、辛い気持ちを祖母に相談する。 第136話「愛してます」クムスンは祖母に励まされ、ジェヒに自分の本当の気持ちを打ち明ける。クムスンとジェヒの心がようやくつながり、2人は何があっても離れないことを誓う。ヨンオクはそんなクムスンを見守る。 第137話「辛い選択」子どものことを相談されたソンランに、ジョンシムは離婚か、子供を諦めるかにしなさいと迫る。病院でミジャと偶然に会ったクムスンは、ジェヒとの関係を許してもらおうとするが一蹴されてしまう。 第138話「離婚宣言」クムスンは、ソンランがジョンシムに強く言われたことを心配し彼女を励ますが、離婚を決意したソンランは、はぐらかしてしまう。一方ウンジンはクムスンの存在を知りショックを受け、家を飛び出す。 第139話「シワンの大決心」ミジャは、ジェヒの怪我が重いことを知り驚く。ソンランは離婚すると言い家を出るが、シワンはソンランの子どもを育てるからと、両親に許しを請う。クムスンはついに、ジェヒからのプロポーズを受ける。 第140話「夫婦の愛」ピルドは離婚を口にしたソンランを叱り、夫婦の愛を語る。一方、結婚の許し得るためノ家に挨拶に行こうとするジェヒに、クムスンは家族の問題が収まってから自分から話すまで待ってほしいと言う。 第141話「シワンとソンラン」クムスンは、ジェヒの仲に感づいたテワンに正直に交際を打ち明けるが、家を出て行くよう言われる。シワンとソンランは改めて話し合い、一緒にソンランの子供を育てていくことを決める。 第142話「認められない結婚」ピルドは、シワンたちを許そうとジョンシムを諭す。一方、クムスンとジェヒの結婚を認めないミジャは、ギジュンとヨンオクに偶然会い2人を非難する。ジェヒはミジャを説得するが、全く受け入れられない。 第143話「複雑な思い」叔母の妊娠を知り、夫は大喜びするが娘のクマは複雑な気持ちに。また叔母は、クムスンがノ家を出れるよう、借りていたお金を返しに行く。ミジャは、ジェヒがクムスンとフィソンと撮った写真を見つける。 第144話「クムスンの恋愛」ミジャはノ家を訪ね、クムスンの恋愛をばらしてしまい、家族は嫁に裏切られた気分になる。ソンランの息子が早くも10日後には来ることが決まり、まだ新居の準備の出来ていないシワンらは慌てる。 第145話「冷たい仕打ち」ジョンシムはクムスンの恋愛を責める。テワンはクムスンをかばうが、家族はクムスンを無視するようになる。クムスンの存在を知ったウンジンは、母にクムスンの連絡先を教えてほしいと迫る。 第146話「クムスンの願い」クムスンは、ジェヒとの結婚を許してほしいとピルドとジョンシムにお願いする。両親と同じようにクムスンの恋愛に批判的な態度のシワンに、テワンとソンランはクムスンのことを理解するよう言う。 第147話「結婚の条件」ジョンシムは、結婚するならフィソンを置いて出て行くようクムスンに告げる。クムスンからの連絡がなく、心配になったジェヒはテワンに様子を聞くが、ミジャが訪ねてきたことについて責められてしまう。 第148話「正式な挨拶」ウンジュは、ミジャに2人の結婚を認めるよう説得する。一方、クムスンとジェヒはノ家での正式な結婚の挨拶を許されるが、チョンワンの忘れ形見であるフィソンを置いていくよう言われる。 第149話「フィソンはどっちに？」フィソンを譲らないピルドとジョンシムだが、クムスンはフィソンと離れて暮らすことはできないと苦しむ。ヨンオクは、クムスンがノ家を早く出れるようにマンションを借りてもよいかと祖母に相談する。 第150話「ジェヒの説得」ジェヒは何とかフィソンを引き取れるよう、ピルドとジョンシムに子供の養育について説得するが、かえって怒らせてしまう。いち早く子離れさせようと、ピルドらはクムスンを置いて家族で外食する。 第151話「母として」クムスンは、フィソンと引き離そうとするピルドとジョンシムに怒りをあらわにする。クムスンは、母親がいなかった寂しさを話し説得するが、ピルドはフィソンを諦めないなら結婚をやめるよう言う。 第152話「譲れないもの」クムスンの祖母はノ家を訪ねるが、ピルドたちを説得することができない。しかしクムスンは、フィソンの親権は自分にあるから反対されてもフィソンを連れて出て行くと、ピルドたちに言い放つ。 第153話「フィソンのために」英国に行く準備をしているウンジュに、ギジュンは胃に悪性の腫瘍が見つかったことを伝え、韓国に留まるよう頼む。シワンはフィソンのためにも母親と別れさせてはいけないと、ピルドを説得する。 第154話「揺れる心」ピルドから、チョンワンの忘れ形見のフィソンを連れて行かないでくれと、懇願されたクムスンは、心が揺れる。一方、テワンは初めてCMの主演が決まり大喜び。クマも家族にテワンの主演を自慢する。 第155話「祖母の頼み」祖母は、クムスンにジェヒと別れるしかないと言い、ジェヒに、クムスンに別れを告げてほしいと頼み込む。ジェヒは辛い気持ちでクムスンにフィソンと離れ、結婚することはできないかと聞くが・・・。 ◆「クムスン」をはじめ、他の韓国ドラマを見ていても日本と韓国の結婚観の違いを感じることがある。 日本は3等親以内の婚姻は禁止されているけど、韓国はつい最近の1997年まで8親等内の親戚との結婚は法的に不可能だったそう（「同姓同本不婚」制度）。遺伝子学的に狭い国内での近親婚を避けるなどの理由で。 現在では「同姓同本不婚」は法律上は無効で恋愛、結婚は自由になったけど、「同姓同本」同士の結婚を避けようとする意識は変わらないとのこと。 「クムスン」の場合、同姓同本のタブーには引っかからないけど、親世代が古い結婚観に縛られているってこと如実に描かれている。 若い世代からみたらクマが言ったように「この時代にありえない」なんでしょう。 このドラマは新旧の結婚観の違い、ぶつかり合いを通して韓国民に「結婚」についての問題提起をしている？ 第156話「別れよう」ソンランとシワンはウジュとの生活を楽しみにするが、ウジュは2人に心を開こうとしない。ジェヒはクムスンとの別れを決意し、フィソンに会いに行き、そしてクムスンとの最後の時間を楽しむ。 第157話「失った愛」ジェヒと別れたクムスンは、結婚しないでフィソンとノ家にいると家族に報告。ジョンシムらは突然の報告に戸惑う。ミジャの元にジェヒの実の父親が現れ、ミジャはジェヒに会ってみないかと提案する。 第158話「父さん」自分の体重を知ったクムスンの叔母は、ショックのあまり食事が喉を通らない。ジェヒは、1度断ったものの、実父に会うためバスターミナルへ見送りに行く。初めはぎこちなかった2人だが・・・。 第159話「祝福された二人」ウジュが無断で出かけたことをソンランは叱咤するが、ウジュは自分に会いに来なかった母を責める。遂にクムスンとジェヒは、両家からフィソンを連れての結婚を許され、皆に祝福される。 第160話「助手席への克服」クムスンはヨンオクと話し合い、心を通わせる。クムスンを車に乗せるテワンは、彼女は後部座席に。チョンワンの事故から助手席に乗れなかったクムスンに、克服し新たなスタートを切るよう言う。 第161話「新しい家族」ピルドたちはシワンたちの家に行き、ウジュを歓迎する。その姿に、ソンランは改めてジョンシムにお礼を言う。クムスンとジェヒはフィソンを連れてミジャに挨拶に行き、結婚の3つの条件を告げられる。 第162話「新たな旅立ち」結婚式の前日、クムスンはピルドたちからハサミをプレゼントされ涙を流す。そして今までの感謝の言葉を告げ、絆を深める。当日、クムスンは結婚式にきたウンジュに、姉さんと呼んでもいいかと聞く。 第163話「やったね！クムスン（1時間拡大版）」クムスンとジェヒは困難を乗り越え、皆の温かい祝福のなか夫婦になった。フィソンがいなくなり寂しい思いをするピルドたちのため、ソンランたちはウジュを連れてノ家で同居することにする。 結婚から1年後、ジェヒは外科医に復帰する。一方、クムスンは念願の美容師になるための試験を受け合格する。お互い成長したクムスンとジェヒは、フィソンを連れてノ家を訪ね家族から歓迎される。 ◆どの人も最後はみんな笑顔。 笑顔は見てる人も幸せな気分にしてくれる。 このドラマで他国の結婚観や家族観の違いを知り、考えさせられたりと勉強になった。 あ、ウンジュがオ先生から言われた言葉（10回だけ付き合ってみて）、あれはかつてジェヒを諦められないウンジュがジェヒに言った言葉そのまま。 オ先生の真剣な気持ちがウンジュに伝わり、ウンジュも幸せの予感で終わって良かった！
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私の名前はキム・サムスン 全16話   キム・サムスン(キム・ソナ) パティシエ ※「シティーホール」  ヒョン・ジノン(ヒョンビン) レストランオーナー ※「チング～愛と友情の絆」「雪の女王」  ユ・ヒジン（チョン・リョウォン） ジノンの元恋人、医学生  ヘンリー・キム （ダニエル・ヘニー） ヒジンの主治医 ※「春のワルツ」  ナ・ヒョンスク（ナ・ムニ） ジノンの母、ナ社長  パク・ボンスク （キム・ジャオク） サムスンの母 ※「がんばれ！クムスン」  キム・イヨン（イ・アヒョン） サムスンの姉 ※「ミセス・タウン」  オ支配人（ヨ・ウンゲ） 元教師 ※「銭の戦争(ボーナスラウンド)」「青春の罠」  イ・ヒョンム（クォン・ヘヒョ） 料理長  イ・イネ（ハン・ヨウン） サムスンの後輩 ※「逆転の女王」  ミン・ヒョヌ（イ・ギュハン） サムスンの元恋人、建築士  ナ社長の秘書（ユン・イェヒ） ※「お嬢さまをお願い！」  キバン（キム・ギバン） レストラン従業員 ※「ありがとうございます」  サムスンの亡父 （メン・ボンハク） ※「個人の趣向」「人魚姫」「逆転の女王」「悲しみよ、さようなら」 |
2005 6/1～7/21 |
MBC | キム・サヒョン、キム・ユンチョル | キム・ドウ | キム・ソナ、ヒョンビン、チョン・リョウォン、ダニエル・ヘニー、ナ・ムニ、クォン・ヘヒョ |
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| 1話のみ無料視聴から、全話再放映になったので改めて1話から見直すことに（02/5/26） 1話「人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ」： 30歳で太めのキム・サムスンはクリスマス・イブに恋人のヒョヌにフラれた上、パティシエとして働いていた店もクビになる。 結婚紹介所では冷たくあしらわれ、売り込みにいったホテルのベーカリーではイブの夜、失恋で泣きじゃくっていたサムスンを"おばさん"よばわりした超ゴーマンな御曹司、ジノンに再会する。 フレンチレストランを経営しているジノンはサムスンを強引にスカウトし、サムスンは反感を持つが、自分の店を開くという目標のためパティシエとして働くことにする。（全あらすじはhttp://www.bs11.jp/drama/339/より） ★サムスン語録★ 「今の３０歳はひと昔前の２０歳と同じだよ」 ◆セリフもストーリー展開も小気味いいくらいテンポいい。またリアルな30女の本音セリフはキム・ソナのキャラにもぴったり！ ◆タイトルバックに「春のワルツ」のフィリップ（ダニエル・ヘニー）が！ 彼のファンとしてはワクワク。 ◆どうやら過去のトラウマから自分で車を運転できない御曹司ジノン（ヒョンビン）は毎回タクシー出勤。やはり、ちゃんと後部座席に乗ってる！ ◆あ、支配人のオ女史は「青春の罠」（1999年）で主人公ユニの祖母役の女優（ヨ・ウンゲ）さんだ。ヨ・ウンゲさんは2009年に肺がんでお亡くなりになったとのこと。 ◆「ミセスタウン」で作家志望のイ・アヒョンさんがサムスンの姉役、「逆転の女王」のテヒの妹役のハン・ヨウンさんがパティシエでご出演。 このページを始めた頃はイ・ビョンホンくらいしか俳優の名前は知らなかったのに、今や・・・。 2話「僕たち付き合ってみませんか？」： ジノンの店「ボナペティ」で働き始めたサムスンは相変わらずジノンとはソリが合わないが仕事は順調。 ある日、好みのイケメンとと張りきってお見合いをしていた所に偶然居合わせたジノンが恋人のように話しかけたため、相手が帰ってしまう。 激怒して店を辞めようとするサムスンを引き止め、ジノンは酔いつぶれた彼女を成り行きで自宅に泊めるが、翌朝ジノンの母でホテルオーナーのナ社長が訪ねて来て大騒ぎになる。 社長が帰った後、ジノンはサムスンに「付き合おう」と言うが、それには魂胆があった・・・。 ★サムスン語録★ 「浮気男は全員ブッ殺してやる」 ◆相変わらずキャラにぴったりのセリフが上手い。30路で太目のキム・ソナが言うとリアル。 ◆わっ、「華麗なる遺産」のお堅い執事（イ・スンヒョン）が、浮気性の客で出ている！ それから「がんばれクムスン」の姑が、サムスンの母だぁ！ ◆ヒョンビンが「雪の女王」のあのヒョンビンとはすぐには気がつかなかった。なんてこったい・・・。 3話「恋愛契約書の書き方教えてください！」： ジノンは「母親の目をごまかすために恋人のふりをしてくれ」とサムスンに頼みこむ。 呆れるサムスンだったが、実家が人手に渡りそうになっていること知り、5千万ウォンを借りることと引き換えに提案を受け入れてしまう。ナ社長は二人の関係を怪しみつつも、とりあえず様子を見ることに。 一方、サムスンをふったヒョヌがジノンの店で婚約パーティーをすることになり、複雑な思いを抱えながらもサムスンはレストランの休憩時間にヒョヌのパーティーのケーキを考える。 そこにジノンの前の恋人、ヒジンが突然やってきた・・・。 ★サムスン語録★ 「バツイチ女の増殖でまた婚期が遅れる！」 ◆結婚したくない御曹司が、次々に見合いを迫る母親から逃れるために、絶対に恋愛対象にならないタイプの女・サムスンと二ヶ月だけの契約恋愛・・・ですか・・・。ん～む、なんかその設定そのものが非現実的。まっ、ドラマは何でもありなので、これもありか。 ◆それにしても、韓国では契約恋愛って普通なのかなぁ？ 「がんばれ、クムスン」でも10回だけデートしようとかンカ月だけ契約恋愛しようとか、「神様、お願い」でも二ヶ月だったか契約恋愛の話をしていた。 ◆ダニエル・ヘニーやっと登場・・・といってもビデオで。バスケやってるのって「春のワルツ」と同じ。また、片思いの良い人の役なんかなぁ。 4話「オーバー･ザ･レインボー」： ジノンが出張中だったので、ヒジンは彼に会えずに帰ってしまうが、サムスンは彼女がジノンの前の恋人だと気づく。 ある晩、サムスンは気分が悪くなったジノンをDVD鑑賞室に連れて行って休ませると、ジノンにキスをされそうになり、それをきっかけにサムスンは彼を意識するようになる。 翌日、再びヒジンがお店にやって来る。 ジノンはヒジンと話し合うが、交通事故に遭った自分を見捨ててアメリカに行った彼女を許そうとしない。 残業していたサムスンが帰ろうとすると、カウンターで一人ヤケ酒を飲むジノンがいた・・・。 ★サムスン語録★ 「軽い気持ちで恋したことは一度だってないわ」 ◆キム・ソナ、ヒョンビンの組み合わせって、なんかなんか違和感。気の強い母親に打たれまくるヒョンビンはコメディ役者としてもgood。 ◆キム･ソナの口をとんがらかすタコ口が、鼻につき始めたわい。コメディエンヌではない、普通の演技をしているキム・ソナが見てみたいなぁ。 ◆5000万ウォンの借金の肩代わりに契約恋愛で、ジノンの母に会うサムスン。今まで見えなかったジノンの過去が見えてくる。過去の彼女の出現、失語症（緘黙症かも）の姪、交通事故の後遺症のことなど・・・。 ◆サムスンのモノローグがとても良かった。 ある日、体は心に尋ねた 僕は病気になったら医者に行く 君は誰に治してもらうの？ すると、心が答えた。 自分で治すしかないわ。 そのせいか、人にはそれぞれに、心を癒す手段がちゃんとある。 お酒を飲んだり、歌ったり、怒ったり、泣いたり、笑ったり、 友達に悩みを話したり、旅をしたり、マラソンをしたり。 最悪なのは心の痛みを無視することだ。 私の癒しは、こんな夜明けにお菓子を作ることだ。 父が突然逝った時も、恋が終わりを告げた時も、職を失った時も、 明け方に家を出てケーキを焼き、 香ばしい香りに癒された。 こんなに甘い癒しが他にあるだろうか。 5話「恋はもともと子どもじみたものです」： 酔い潰れたジノンを送ったサムスンはそのまま彼の家に泊まる。 翌朝、マンションにやって来たヒジンは、ジノンにサムスンを恋人だと紹介されショックを受け、 サムスンにジノンと別れて欲しいと頼む。 サムスンはジノンもまだヒジンのことを好きだと気づいていたが、契約を守るために断ってしまう。 ヒジンは別の日にまたジノンのマンションを訪ねるが、ジノンを怒らせ、耐え切れずその場を去る。ジノンは急いでヒジンを追うが、ヒジンのマンションの前で彼女とある男性が抱き合っているのを目撃してしまう。 ★サムスン語録★ 「ご無沙汰なんだから、こういうの困るのよね」 ◆ダニエル、やっと登場！ 待ってました！！！ 6話「キスのカロリー 愛のカロリー」： ヒョヌは婚約パーティーの前日に「自分はチェリと結婚するが、お前ともやり直したい」とサムスンに言う。サムスンは自分勝手なヒョヌに激怒する。 翌日のパーティーの後、店でサムスンが一人で酒を飲んでいるところにジノンが現れる。二人は色々な話をするうちにいい雰囲気になってキスをするが、後日、お互いにあれは酔った上の過ちだったと確認する。 その後、チェジュ島のソウルホテルのオープニング・パーティーに出席したサムスンとジノンはそこでチェリとヒョヌに出くわす。さらに、ヒジンとヘンリーもチェジュ島に向かっていた。 ★サムスン語録★ 「女だって１人で飲みたい時があるんです」 ◆ヘンリー（ダニエル・ヘニー）の故郷はチェジュ島らしい。7才の時にアメリカに渡ったとのこと。 7話「マドレーヌ 失われた時を求めて」： チェジュ島のホテルでジノンとヒョヌがサムスンをめぐって殴り合いのケンカをする。 ジノンはサムスンに交通事故で兄夫妻を亡くした辛い過去を打ち明ける。サムスンは自分に心を許したジノンを愛おしく思い、思わず彼に「好き」だと告白するが、ジノンはホテルのロビーで出くわしたヒジンの元へ行ってしまう。 ヒジンが3年前に突然姿を消したのはガンの手術を受けるためだと知ったジノンは、彼女との絆を取り戻す。 ジノンとヒジンの間には入り込む隙がないと気づいたサムスンは、一人寂しく空港に向かった。 ★サムスン語録★ 「ホレられたと勘違いするほどウブじゃないですから」 ◆サムソンを巡ってイケメン二人が殴り合いの喧嘩?! ドラマじゃないとあり得ん設定。それほどサムソンが魅力的に見えない・・・。 キム・ソナはサムソン役のために体重を10キロ近く増やしたらしい。完全アジュマ体型なんですが・・・ ん・・・人間見かけじゃないってこともこのドラマのテーマ？ ◆兄夫婦を死なせた事故のことをサムソンに打ち明けるジノン。涙・・・。ジノンの涙を拭いてやるサムソン。 涙を流すということは自分の感情を解き放つこと。つまり、サムソンには涙を見せてもいいと思える安心感がジノンに生じているということ。 ジノン、サムソンとヒジンは良く似ているという。それはよく笑わせてくれるところ。 ◆ヘンリー、ヒジンと母の生まれた家を訪ねる。が、拡張整備され道路になっていた。 ヘンリーはヒジンに「ジノンに真実を打ち明けるべき」というが、ヒジンは「同情されるのは嫌」と。 ◆二組のカップル、ホテルで鉢合わせ。 ◆空港に向かうサムソンとジノン。ジノンはヒジンへの思いが断ち切れなくて一人でホテルへ戻っていく。サムソンは「（あなたが）好きになった。行かないで」と告白するが、ジノンはサムソンを置いて行ってしまう。 ◆ジノン、ヘンリーからジノンの病名を聞く。ジノンは進行性胃がんで一刻も早い手術が必要だった。アメリカの病院で意の大部分を切除したのだと。 そして、ヒジンの口からやっと事実を聞くジノン。 8話「お父さん 私の恋はどうしてうまくいかないの？」： チェジュ島で別れて以来４日間、ジノンは店に姿を現さなかった。サムスンは何度も彼にメールを出すがなかなか返事が来ない。業を煮やしたサムスンがジノンのマンションへ行くと、そこにはヒジンもいた。ヒジンとやり直すことにしたジノンは、サムスンに契約を破棄しようと言う。 一方、ナ社長はヒジンにジノンとはもう会うなと言う。３年前までヒジンを娘のようにかわいがっていたナ社長は、病気が完治したかどうか分からない彼女を嫁にもらって亡くなるようなことがあったら耐えられないと考えていた。 ★サムスン語録★ 「この心が石になっちゃえばいいのに・・・」 ◆あれっ、クムスンの夫だった三男ジョンワン（キム・ナムギル）が医師役でご出演。クムスンの母（キム・ジャオク）がサムソンの母役でも出ている。クムスンとサムソンは同じ局で放映日時も重なっているし二人（特に母）は撮影掛け持ちで？ ◆サムソン、ジノンから契約破棄を言われた帰り、自転車とバイクが衝突、病院に運ばれる。 ◆病院でヒジンとサムソンの姉イヨン（イ・アヒョン）出くわす。なんと飛行機の中で隣り合わせた仲だった。 ◆目を覚ましたサムソン。ジノンは自分の車で送っていくという。サムソンはジノンが再び車を運転できるようになったと知り、複雑。 ◆ヒジンはジノンの母・ナ社長に呼ばれてアメリカに戻れといわれる。実はアメリカで手術を受けるよう言いヒジンをアメリカにやってジノンと引き離したのはナ社長だった。ヒジンはナ社長は自分の理解者だと信じていたが、ナ社長は娘同然に思っているヒジンを死なせたくないのだが・・・ ◆一人酒を飲む傷心のサムソン・・・。 9話「あなたは私があげた心をオモチャのように・・・」： サムスンはナ社長に呼び出されてジノンのお兄さん達の法事に出席する。法事が終わった後、サムスンはジノンに退職願を渡す。ジノンはサムスンを引きとめようとするが、サムスンの意思は固く、二週間後に店を辞めると言う。 サムスンの様子がおかしいと思っていたボンスクはイヨンを問い詰め、サムスンとジノンが契約恋愛をしていたこと知る。ボンスクは娘が5千万ウォンのために弄ばれたことに怒り狂い、レストランに殴り込みに行く。騒動の後、サムスンはジノンに今日で仕事を辞めると言って店を去っていった。 ★サムスン語録★ 「私を怒らせたら 全員丸焼きにしてやる」 10話「私の名前はキム･ヒジン」： 店を辞めたサムスンは心機一転するために、改名申請をしたりお見合いをしたりする。 ジノンはサムスンのことが気になり、ヒジンと一緒にいてもサムスンのことばかり考えてしまう。ヒジンはそんなジノンを見て不安になる。 ジノンは、イネがケガをしたと嘘をついて、以前お見合いした男性といい雰囲気で話しているサムスンを連れ出すが、騙されたことを知ったサムスンは怒って帰る。ジノンはサムスンを追って彼女の家まで行き、そこで愛の告白めいた言葉を口にするのであった。 ★サムスン語録★ 「40代でもやり直せる 30歳の私なら なおさらよ」 ◆以前お見合いした男性と再会したサムソン。髪形が変わったことで「クムスンに髪を切ってもらった？」などといい雰囲気。 「がんばれ！クムスン」は同じ局、同じ時期に放映中。 ◆タコの活き造り登場・・・「逆転の女王」でもタコの活き造りが出ていた。 ◆ジノン「あなたには魅力がある。その魅力に自分で気がついていないのがまた魅力だ」とサムスンに。 私、絶句・・・ジノンはやっぱマザコンか・・・ふくよか（太って）で高圧的な母に似た女性に母性を感じる？ 男心ってそんなもの？ 楽といえば楽だろうけどなぁ・・・（ヒジンのほうが絶対お似合いなんだけど・・・ぶつぶつ・・・） 11話「２度目のキス 今度こそ本物？」： ある晩、ジノンは「自転車を取りに来い」とサムスンを呼び出す。サムスンは自転車に乗ってすぐに帰るつもりだったが、タイヤがパンクしていたため、ジノンに車で送ってもらう。 以前、告白めいたことを言ったジノンだったが、サムスンのことを好きだと認めようとせず、二人は気まずいまま別れる。 後日、サムスンはヒョヌに連れ出されてホテルのバーへ行く。ヒョヌは指輪を差し出しサムスンにプロポーズするが、そこにジノンが現れ、サムスンを連れ去ってしまう。 ジノンはサムスンを男子トイレに連れて行き、ついに彼女が好きだと認める。 ★サムスン語録★ 「男は親になるまではガキよ」 12話「だから何？私は まだ３０歳よ！」： サムスンに告白したジノンは、なかなかヒジンに別れを切り出せずにいた。 ジノンの心が揺れていることに気づいたヒジンは、サムスンを呼び出し、「ジノンに会わないでくれ」と頼む。 サムスンはこれをキッパリ断り、ヒジンに宣戦布告をするが、ジノンがサムスンの返した5千万ウォンの小切手を破ってしまったことで、サムスンとジノンはまた仲たがいしてしまう。 サムスンはジノンを忘れるために一人でハルラ山を登り、頂上で再出発を誓い叫んでいると、そこにジノンが現れる。 ★サムスン語録★ 「眺めてばかりいないで 行動しなきゃ」 13話「彼女と別れる方法・・・」： ハルラ山を下りたサムスンとジノンはホテルで一夜を過ごすが、結局何事もなく朝を迎える。しかし、2人のお互いへの気持ちは既に揺るぎないものになっていた。 ジノンがサムスンとチェジュ島にいたと知ったナ社長は、ボンスクに抗議に行き、そこで２人が契約恋愛をしていたと知る。 ヘンリーを訪ねたジノンは、ヘンリーが信用できる人物だと確信し、彼に「ヒジンを頼む」と言う。 後日、ついにジノンはヒジンに別れを告げるが、納得できないヒジンは泣きながら彼を責める。 ★サムスン語録★ 「結局 恋愛なんて思い込みよ」 ◆見れば見るほどヒョンビンは間の取り方が抜群に上手い。だから、飄々としながらも思わず笑ってしまうほどコメディチック。 直球芝居のキム・ソナに対して名キャッチャーのヒョンビョンだからこそよりコメディチックで、かつ切ないドラマになったんだと思う。 今のところ間の取り方のうまさは若手ではヒョンビョンが№１。次いで「逆転の女王」の秘書カンウ役のイム・ジギュ。 14話「恋愛術の基本」： ヒジンと別れたジノンは、彼女を悲しませてしまったことで落ち込むが、サムスンと楽しいデートを重ねていくうちに徐々に元気を取り戻す。 ジノンはボンスクにサムスンとの付き合いを認めてもらうためにキム家に挨拶へ行く。最初は猛反対していたボンスクだったが、一緒に酒を飲んだりカラオケで歌ったりする内にすっかりジノンを気に入る。 2人の付き合いは順風満帆に行くように見えたが、ジノンとの別れに傷ついたヒジンが突然、拒食症で倒れる。ジノンは看病するためにヒジンを自分のマンションに連れて行く。 ★サムスン語録★ 「人の心をもてあそんだら 許さないよ」 15話「恋愛術の定石」：サムスンはお粥を持ってヒジンの家へ行くが、ヒジンはそれを食べようとしない。衰弱する一方に見えたヒジンだったが、サムスンと花札をやる内に少し元気を取り戻す。その後、アメリカに戻る決心をしたヒジンは、ジノンにアメリカまで送って欲しいと頼む。 サムスンは初め、ジノンがアメリカへ行くことに猛反対するが、彼がヒジンの望みを叶えてやりたいと思っていることを知り、送ることを認める。 サムスンはジノンが帰って来るのを心待ちにしていたが、約束の1週間を過ぎても彼は戻って来なかった...。 ★サムスン語録★ 「若いうちは とにかく いろんな男と付き合いな」 16話「恋せよ 傷ついたことがないように」：アメリカへ行ったジノンは、2ヶ月経っても戻って来なかった。その間、サムスンに連絡は一切なし。そんなサムスンは以前お見合いした男性と再会してデートに行くことになるが、そこへジノンが突然現れ、サムスンを連れ去ってしまう。 ジノンが語る空白の２ヶ月とは？ ジノンとヒジンはそのあとどうなったのか？ 果たしてサムスンはジノンを許すのだろうか？ サムスンとジノン、ふたりの恋のゆくえはいかに・・・？ ★サムスン語録★ 「大切な人には愛してるって言うものよ」 ◆全体的に、サムスンのキャラもセリフも痛快でとてもよく出来たドラマだった。ジノンもヒョンビョンのコメディセンス（演出？）でとても魅力的に描かれていたし。サムスンの家族も豪快だったし、ジノンと母のやりとりも面白かった。また、失語症の姪の設定もラストに向かって感動的に描かれていた。 ただ、ただ、いつも口をとんがらかしているキム･ソナの演技だけはずっと嫌な感じで、魅力的には見えなかったけど・・・ ◆アメリカに行ったまま連絡がなく、揺れるサムスンの目に留まった詩がとても良かった。 （あの詩は本の広告の詩らしいが・・・） 幸せは旅の過程であり 目的地ではない 踊れ、誰も見ていないかのように 恋せよ、一度も傷ついたことがないかのように 歌え、誰も聴いていないかのように 働け、金が必要ではないかのように 生きよ、今日が最後の日であるかのように Happiness is a journey, not a destination. Dance, as though no one is watching you Love, as though you have never been hurt before Sing, as though no one can hear you Work, as though you don't need the money Live, as though heaven is on earth （牧師：アルフレッド・D・スーザの言葉） |
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悲しみよ、さようなら 全 60話  |
2005 | KBS | ムン・ボヒョン/キム・ヒョンソク | チェ・ヒョンギョン | キム・ドンワン, パク・ソンヨン,イ・ジョンウォン, オ・ヨンス, シン・ドンウク |
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| 1話の後、中抜けで後半視聴中。若者二組の恋愛は爽やかでとても好感が持てるカップルたち。 ただ、彼らを取り巻く大人たちの事情があまりにも重い。祖父の代からの仕事上の確執、主人公の出生の秘密など。 兄弟みんなで一つの家に同居していることや、家の中のセットの雰囲気は「あなた、そして私」（1997）に似ている。 「青春の罠」ではいつもガチャガチャ小うるさかったユニの叔母役のチョン・ジェスンさん、ここではいつも知的で冷静な元小学校教師だったヨジンの母親の役を。 53・54話：生みの母との和解。過去からの裏切りと怨恨も融解しはじめ・・・。ラストまであと6話。 ジョンウ（キム・ドンワン）とソヨン（パク・ソンヨン）のカップルは本当にいいカップル。ドジン（シン・ドンウク）とミンジュ（ソ・ヨンヒ ）のカップルも爽やか。 このドラマに描かれる若いカップルたちは明るくてとても感じが良く、内面しっかりした若者たちとして描かれている。 そんな若者たちの障害として立ちはだかるのが大人たちの過去の因縁。特にこのドラマの中の最大の悪はドジンの父の存在。 結局、罪を憎んで人を憎まずの言葉通り、ジョンウの一家がドジンの父の罪を許し愛で包むことで、ドジンの父の愚かで頑なな野望を溶解させていくという展開か・・・。 「神様、お願い」を観た後でこちらを見ると、登場人物一人一人の造形と掘り下げ方がこのドラマのほうがより深いと感じられる。 脚本家の力の違いか？ ドジンの祖母役、どこかで見たと思っていたら、やっと気が付いた。「ありがとうございます」で島一番の金持ちでソクヒョンの母役のファン・クムシルさんだった。（主人公一家をイジメて、最後に改心） またドジンの父役のパク・イルホさんは、つい最近観終わった「天使の誘惑」 で全く同じような主人公の敵役のソウル家具会長をやってて、一瞬、2つのドラマが混同してしまった（笑） 57話：兄弟すべて、一家すべて収まるべきところに収まる。また長年の家同士の確執、対立も和解。すべてが幸せな方向へ。 が、ジョンウ（キム・ドンワン）の生母ヘソン（イ・ヘスク）が生命保険のための健康診断で末期のすい臓がんであることが発覚。余命は3～6ヶ月。 ヘソンは保険外交員のソンミ（キョン・ミリ）に誰にも言わないよう口止めし、残った日々を精一杯生きる決心を。 あと3話、どのようなラストになるのか楽しみ。 59・60話：死を覚悟したヘソン 「両親が子供に与えられる最後の愛は、親離れさせることよ」祖父の代からの仕事上の確執、夫婦・愛人間の確執・・・その二つの確執を中心に夫婦や兄弟などの家族愛が描かれ、全体的に人間ドラマの要素の濃い作品。ドロドロの不倫問題や復讐劇などはなく、とても後味のいい充実した作品だった。 |
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2007～2006年    2004年以前 |
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